歴代仮面ライダーのデジタルイラストを描いています。
本記事では『仮面ライダーZX(ゼクロス)』を描いてみました。
どうぞ、最後までお付き合いください。
仮面ライダーZXとは?
『仮面ライダーZX』とは、1982年に「仮面ライダー10号」として誕生(名前は公募)したライダー。
当初からTVシリーズとしては企画されておらず、雑誌での展開がメインでしたが、1984年にスペシャルTV番組”10号誕生!仮面ライダー全員集合!!”に登場。最強の悪の組織”バダン”の手により、脳以外の99%を機械化したパーフェクトサイボーグという設定です。
「十字手裏剣」などの武器を全身に装備しており、忍者ライダーの異名を持ちます。
マンガ『仮面ライダーSPIRITS』などで活躍する姿を堪能することができます。
デザインモチーフは、『仮面ライダーV3』とされていますが、左右非対称のデザインが新鮮です。
制作過程
![](https://battablog.com/wp-content/uploads/2020/12/3659224D-59DE-4869-9B30-E3F1E30D6CA8-300x190.jpeg)
今回は、こちらに向かって構えている立ちポーズを描いてみます。
![](https://battablog.com/wp-content/uploads/2020/12/36F33067-F979-4C07-B91B-CE816F0835BA_4_5005_c.jpeg)
顔を3分割に輪切りします。中心が目の大きさです。
下書きには、ピクセルブラシ「ペン」を使っています。筆圧の強弱は表現できませんが、さらさらと途切れない描き心地の良さが魅力です。
![](https://battablog.com/wp-content/uploads/2020/12/BB4C0038-62CE-4F99-92F9-D4B2E28A0A93-300x190.jpeg)
下書きは完成。
下書きレイヤーの上に、透明レイヤーを1枚追加して、清書します。
清書にはピクセルブラシ「コミックペン」を使いライダーらしい力感を表現します。
![](https://battablog.com/wp-content/uploads/2020/12/35C22B5F-5376-4B86-AEAE-D510264FFB6C-300x190.jpeg)
![](https://battablog.com/wp-content/uploads/2020/12/1241554E-EDDB-438C-B9D4-0E7EEB2E33D5-300x190.jpeg)
清書が完了したら、下書きレイヤーを消し、清書したレイヤーを複製します。
この後、着色しますが、2枚の清書レイヤーのうち、必ず下のレイヤーに着色します。
複製したのはミスってもやり直せるからで、下のレイヤーに着色するのは、描線を活かすためです。
![](https://battablog.com/wp-content/uploads/2020/12/364BBF4E-79EE-4F2E-84CF-851294331A2A-300x190.jpeg)
まずはオレンジの部分を着色します。
かなり赤に近いオレンジです。
![](https://battablog.com/wp-content/uploads/2020/12/AD6618EF-8579-4CBA-939B-C4FD606EF1C1-300x190.jpeg)
続いて、黒い部分を着色。
![](https://battablog.com/wp-content/uploads/2020/12/64304797-DBD8-4967-A45C-030676637175-300x190.jpeg)
続いてシルバー。
![](https://battablog.com/wp-content/uploads/2020/12/176F2ADF-4BF5-4269-9AC0-30F649F704F9-300x190.jpeg)
ちょっとわかりづらいですが、先ほど着色したオレンジを、さらに赤寄りに修正しました。
![](https://battablog.com/wp-content/uploads/2020/12/DEE25E50-2B8F-4D23-80C1-065148236EEE-300x190.jpeg)
目とマフラーを黄緑色に着色します。
この赤い仮面に緑の目というのが、いかにも『V3』っぽいですね。
![](https://battablog.com/wp-content/uploads/2020/12/6E8F5C0D-E29F-4A4D-A37D-9D7E16EBBAB2-300x190.jpeg)
ベルトの十字部分を黄色で着色し、続いて影になった部分を着色します。
その際には、各部のカラートーンを落として塗ります。
カラートーンの落とし方は以下の通り。
最後に光の当たっている部分を描き込んで仕上げます。
仕上げのピクセルブラシは「ソフト円 不透明」を選択します。
上下2枚のレイヤーの間に、透明なレイヤーを1枚追加し、光の当たっている部分を表現します。
![](https://battablog.com/wp-content/uploads/2020/12/FBF86A55-EDAF-4936-8F8C-F3605632DE65-300x190.jpeg)
![](https://battablog.com/wp-content/uploads/2020/12/CF9EBA24-CDDD-43DD-8961-168A5C4B320B-300x225.jpeg)
完成です。
「タイムラプス動画」で振り返り
ZXを描いたのは初めてでしたが、下書きから完成まで40分ほど。デザインもカラーリングもシンプルで描きやすいライダーでした。
![](https://battablog.com/wp-content/uploads/2022/02/icon1-150x150.jpg)
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。
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