さらば赤石|『仮面ライダーリバイス』第43話感想

雷堂

2022年7月10日放送『仮面ライダーリバイス』第43話「永遠の終わり、後悔の向かう先」(監督:柴﨑貴行 脚本:木下半太)

ギフとの契約により、不老不死の身体を与えられ、数千年もの間を生き長らえてきた赤石英雄のファイナル。

これで、あの赤石(橋本)劇場が見納めかと思うと寂しさが募る。

人は昔から永遠の命というものに憧れるけれど、終わらないことは終わることよりも尊いのだろうか。

赤石の人生に終止符を打つのは果たして誰か? 第43話をレビューする。最後までおつきあいいただければ幸いだ。

目次

キャスト

ここでは第43話のキャストをご紹介する。

なお、以下で使用している画像は全て『仮面ライダーリバイス』より引用している。

五十嵐一輝

五十嵐一輝/仮面ライダーリバイ

前田拳太郎

バイス

バイス/仮面ライダーバイス(声)

木村 昴

五十嵐大二

五十嵐大二/仮面ライダーライブ

日向 亘

五十嵐さくらと夏木花

五十嵐さくら/仮面ライダージャンヌ(画像左)

井本彩花

ジョージ・狩崎

ジョージ・狩崎

濱尾ノリタカ

夏木花と五十嵐さくら

夏木 花/仮面ライダーアギレラ(画像右)

浅倉 唯

玉置 豪

玉置 豪(画像左奥)

八条院蔵人

牛島 光

牛島 光/仮面ライダーオーバーデモンズ

奥 智哉

門田ヒロミ

門田ヒロミ

小松準弥

伊良部正造

伊良部正造(画像左)

西郷 豊

狩崎真澄

狩崎真澄(声)

藤 真秀

狩崎真澄(過去)

狩崎真澄(過去)

高橋健介

赤石英雄

赤石英雄

橋本じゅん

五十嵐幸実

五十嵐幸実

映美くらら

五十嵐元太

五十嵐元太

戸次重幸

赤石の復活

前回、一輝とバイスによって倒され、石になった赤石は、ギフの力で再び蘇るのだが、どうもギフの様子がおかしい。

いつものように、我々にはわからない(というか聞こえない)コンタクトで「お前は用済みだ」と赤石を見限ったらしい。

一方的に捨てられ、ショックを隠せない赤石は、人類の監視者という役割を果たす代わりに与えられていた不死の身体を捨ててでも、ギフのために働きたいとつぶやき彷徨う。このつぶやきにどれほどの本気度があったのかはわからないが、ギフによって、あっさり聞き遂げられてしまう。

自らが作り上げたアララトを破壊する赤石。これもまた、人類を見限ったギフの意志なのだろう。

ギフが放つ禍々しい光を浴びた赤石は、血のように真っ赤な姿を持つギガデモスへと姿を変える。デザイン的にはギフデモスの色違いで、『ドラクエ』におけるスライムとスライムベスの関係のようだが、不死の身体を捨てた代わりに究極の力を手に入れたとのことで、バイスが言った「ヤケクソモード」という表現がぴったり。

画像引用元:仮面ライダーリバイス

ジャンヌとアギレラ、オーバーデモンズの3人を同時に相手し、そして圧倒する。「傷ひとつ、つけられまい!」と息巻くのも頷けるが、このピンチを打開するのは、いったい誰か?

光の覚悟

赤石によって、命を奪われた牛島太助の仇を取るため、牛島 光は特訓を続けていたらしい。

強敵を倒すため、謎の特訓をするというのは、50年前の『仮面ライダー』時代からあった。最近だと、強敵の登場は新フォーム登場の前フリといった雰囲気もあるが、フォームチェンジのなかった頃は、努力と根性で新たな必殺技を開発し、逆転するというのが胸熱ポイントだったのだろう。これは仮面ライダーだけでなく、ウルトラシリーズでも見られた。

光の考えた秘策とは、「バッタ」「コンドル」「スコーピオン」「アノマロカリス」の4つのバイスタンプの力を使って、自らの中のゲノミクスの力を最大化する、という、イマイチ理解ができない内容なのであるが、完成形を見れば納得。

画像引用元:仮面ライダーリバイス

通常ならバイスタンプそれぞれの力を融合したフォーム(ゲノム)で戦うところを、複数のバイスタンプの力を同時に融合させるという荒技なのである。

『仮面ライダーオーズ』のようだと言えばわかるだろうか? それとも『ウルトラマンタロウ』に登場したタイラントみたいだと言った方がわかるだろうか? 要するに“寄せ集め”である。“良いところ取り”と言い換えられなくもない。

ただし、変身者の身体には、かなりの負担がかかる。それを受け止めることができる身体づくりをするため、光はサンドバッグを叩くといった古典的なトレーニングに汗を流す。

『仮面ライダーV3』でV3がナイフアルマジロに対抗するため、おやっさんの操縦するクレーン車が振り回す鉄球をその身に受け続けたことから比べれば全然大したことはないけれど、『仮面ライダーセイバー』で新堂倫太郎がリベラシオンという訓練場で真っ白な光の中、苦悶の表情を浮かべてひたすらゴロゴロ転がっていただけなのと比べれば、かなりキツそうだ。

これまで犠牲になった人々の悲しみと、牛島太助の命を奪ったことに対する怒りを込めて(母・公子はどうした?)、必殺のデモンズレクイエムが炸裂する。

究極の力を得たはずの赤石も、この嵐のようなコンボには、たまらず倒れ込んでしまう。

大二の迷走

そこに近づいてきたのは、迷い続ける五十嵐家の次男坊・大二である。

ただゆっくりと歩を進めるその姿には、何か覚悟めいたものが感じられる。

「大事(大二)に行こうか!」と、笑顔で、ちょっとお寒い決め台詞を吐いていた日々が懐かしい。

自らの悪魔・カゲロウはもういないというのに、その表情は他の誰よりも暗く沈鬱である。

門田ヒロミの率いるデモンズ軍団が、その歩みを止めようと立ち塞がるが、あっさりと跳ね除けてしまう。ヒロミの説得にも耳を貸す様子はない。

それを見た赤石は、大二が助けに来てくれたと手を伸ばす。

大二も赤石に手を差し伸べる。

両者が手と手を取り合おうとした刹那、大二は赤石を撃ち抜く。

画像引用元:仮面ライダーリバイス

「あんたじゃ世界を救えない」

今度こそ消滅する赤石。その顔は、どこか晴れやかである。自らの後継者たるに相応しいと思った男に終止符を打たれた喜びだろうか。それとも、長く生きすぎた人生の終わりを迎えられた安堵か。

というか、究極の力はどうした? 赤石…

誰もが動けなくなったその状況で、大二はギフに語りかける。

「俺と契約しろ」

究極の闇堕ち発動か??

ジョージの未来

最終盤を迎えた『リバイス』だが、大二の他にもうひとり気になる人物がいる。

ジョージ・狩崎である。

前回、命を落としたかに見えた、父・狩崎真澄が生きていたことはジョージにとっては朗報だったろう。

しかし、その真澄から聞かされたのは衝撃の事実。

25年前、白波純平(現在の五十嵐元太)の悪魔・ベイルと決着をつける直前、息子との別れが辛くなった真澄は、自らの悪魔をジョージの体内に移したらしい。

何故そんなことを? 誰もが感じるその疑問に対する答えが、「狂っていた」というのは、いくらなんでも…という感じがする。

後付け感満載だが、これがどういう結末を迎えるのか?

まだバイスタンプ枠はあるので、今度こそジョージだけのオリジナルライダーへの変身が見られるのか、それともジョージの悪魔化みたいなものがあるのか?

注目してみていきたい。

雷堂

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

特撮ヒーローのレビュー(仮面ライダーシリーズとスーパー戦隊シリーズは旧作から最新版まで。ウルトラシリーズは昭和がメイン)を中心に、ゲームに書籍にチョコボールなど、大好きなものに囲まれた秘密基地のようなブログです。インスタでは、特撮ヒーローのイラストも描いているので、よかったら覗いてみてください。イチオシのライダーは『W』。マスク割れアイコンが目印。僕と握手!

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