2021年4月18日放送『仮面ライダーセイバー』第31章「信じる強さ、信じられる強さ。」(監督:石田秀範 脚本:福田卓郎)
ベタだけど熱い展開で、最近は暗く思い詰めることの多かった倫太郎が、自身の壁をぶち破る回。
倫太郎が半裸で肉体美を披露する場面もあるが、こういうのを見ると、やっぱりきちんと鍛えてるんだなと、当たり前のことを感じてしまう。
アクションもこなす俳優さんの、他人には見せない苦労を知る思い。
最後までおつきあいいただければ幸いだ。
キャスト
ここでは第31章のキャストをご紹介する。
【キャスト】
神山飛羽真(カミヤマ トウマ)/仮面ライダーセイバー:内藤秀一郎
新堂倫太郎(シンドウ リンタロウ)/仮面ライダーブレイズ:山口貴也
須藤芽依(スドウ メイ):川津明日香
富加宮賢人(フカミヤ ケント):青木 瞭
大秦寺哲雄(ダイシンジ テツオ):岡 宏明
ユーリ/仮面ライダー最光:市川知宏
神代玲花(シンダイ レイカ):アンジェラ芽衣
神代凌牙(シンダイ リョウガ):庄野崎 謙
ストリウス:古家呂敏
ズオス:才川コージ
ネコメギドの声:朴 璐美
ソフィア:知念里奈
ストーリー
ネコメギドにされた芽依を救い出すこともできず、ズオスに手ひどくやられた飛羽真と倫太郎。倫太郎は自分の無力感に苛まれ、絶望の淵にいた。
そんな中、ネコメギドが再び街を襲う。芽依を救い出すため、単身、戦いを挑む飛羽真だったが、ネコメギドとズオスの二人に歯が立たない。
そのピンチを救った倫太郎は、飛羽真に立ち会いを挑む。
お互いの剣を交える中で、飛羽真の火炎剣烈火と同様、倫太郎の水勢剣流水の刀身も輝き始める。
芽依が、その身体をネコメギドに乗っ取られるまでタイムリミットぎりぎり。
改めてズオスとネコメギドの前に立つ飛羽真と倫太郎。
メギドを倒し、芽依を救い出すことに成功した二人だったが、そこに現れたストリウスに、芽依がソフィアから預かった鍵を奪われてしまう。
深まる仲
絶望の中、光明を見出すために飛羽真に挑みかかる倫太郎。
変身することなく、生身での剣戟とは恐れ入るが、その中で飛羽真の想いを理解し、自分自身も手応えをつかむ倫太郎。
最後は、青春ドラマでお約束の、大の字になりながらお互いを褒め称える感じで大団円。
その後は、これまで「飛羽真くん」としか呼ばなかった倫太郎が、戦いの中で「飛羽真」と名前を呼び捨てにするなど、明らかに関係性が変わった様子。
男同士のイチャイチャがさらに加速しそうな雰囲気だ。
ちなみにこのシーンでは、二人で芽依のことを語っているが、やはり太陽のような人というのは愛される。これは男女を問わず。
太陽のような、というのは、明るいというだけではない。その明るさで周りをも明るくしてくれる人。気遣いのできる人。要するに、愛の深い人だ。
そうなりたいと思いつつ、なかなかそうなれない自分がもどかしい。というのは、完全に余談だ。
深まる謎
冒頭から、ストリウスと親しげに語らうマスターロゴス。
以前、マスターロゴスしか入室できない部屋からストリウスが禁書を持ち出せた理由も頷ける。
ここまでであれば、本来は敵同士であるはずのメギドとソードオブロゴスが裏で繋がっているというだけだが、ラストシーンを見ると、それだけではないことがわかる。
ニタリと笑ったマスターロゴスの口元がアップにされると、ニチャアとローションのような粘度を持った唾液が糸を引く。
見ているコチラもドン引きである。
果たして、マスターロゴスとは何者なのか? 人間ではない、別の存在だというのか?
次回は仮面ライダーブレイズの最強フォームが登場する模様。期待して待とう。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。
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