歴代仮面ライダーのデジタルイラストを描いています。
本記事では『仮面ライダー龍騎』に登場した「仮面ライダー王蛇(オウジャ)」を描いてみました。
どうぞ、最後までお付き合いください。
仮面ライダー王蛇とは?
「仮面ライダー王蛇」とは、2002年に放映された平成仮面ライダーシリーズ第3弾『仮面ライダー龍騎』に登場した13人のライダーの一人。
デザインは『人造人間キカイダー』に登場したハカイダーと、『仮面ライダー』に登場したショッカーの怪人、コブラ男をモチーフにしたと言われています。
凶悪殺人犯・浅倉威(アサクラタケシ)が変身する、”ライダー史上最凶”と呼ばれているライダー。
「イライラすんだよ」
そんな理由で容赦なく暴力を振るう、気怠そうな演技が独特の雰囲気を醸し出していた記憶に残る悪役ライダー。
スーツアクターは岡元次郎さん。あの”圧”はさすがとしか言いようがありません。
制作過程
今回は、連続キックを放つ必殺技(ファイナルベント)・ベノクラッシュのシーンを描きたいと思います。
まずは下書きから。ピクセルブラシ「ペン」で全体のポージングから描いていきます。
下書き完成・・・のつもりでしたが、ちょっと寂しい。
これだけでは、ベノクラッシュのシーンだとファンの方にも気づいてもらえなさそうです。
そこで、王蛇の契約モンスター「ベノスネーカー」をバックに描いてみました。
先ほどよりはかなり雰囲気が出てきました。
これで下書きは完成。下書きレイヤーの上に、透明レイヤーを1枚追加して、清書します。
清書にはピクセルブラシ「コミックペン」を使います。
清書が完了したら、下書きレイヤーを消し、清書したレイヤーを複製します。
この後、着色しますが、2枚の清書レイヤーのうち、必ず下のレイヤーに着色します。
複製したのはミスってもやり直せるからで、下のレイヤーに着色するのは、書いた線を活かすためです。
まずは黒い部分を着色します。
線が消えてしまわないよう、濃いグレイで着色します。
続いて、紫部分を着色。
続いてシルバー。
黄色いパーツを着色し、模様も書き込みます。
続いて影になった部分を着色します。
その際には、各部のカラートーンを落として塗ります。
カラートーンの落とし方は以下の通り。
最後に光の当たっている部分を描き込んで仕上げます。
仕上げのピクセルブラシは「ソフト円 不透明」を選択します。
上下2枚のレイヤーの間に、透明なレイヤーを1枚追加し、光の当たっている部分と影になっている部分を表現します。
完成です。
「タイムラプス動画」で振り返り
王蛇を描いたのは2回目。
今回は下書きから完成まで1時間ほどでした。
ちなみに前回描いたのはこちらです↓
わずかでも上達の跡が見てもらえたら幸いです。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。
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