イラスト初心者が、歴代ライダーを描いています。
今回は、みんな大好き「シャドームーン」!
初心者の、初心者による、初心者のためのイラストですので、既に経験値の高い方には物足りない内容となっているかと思いますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。
”シャドームーン”とは?
”シャドームーン”とは、仮面ライダーBLACKに登場した悪役ライダーにして最強の宿敵。
やけにメカメカしいデザインのせいで、ゴジラに対するメカゴジラみたいにも見えますが、ぶっちゃけ、主人公のBLACK以上にカッコいいライダーだと思います。
2021年、生誕50周年を迎える仮面ライダーシリーズにおいて、最高にクールな悪役ライダーだと個人的には確信しています。
まずは本編”仮面ライダーBLACK”でその勇姿を確かめていただきたい。
今までフィギュアに興味はありませんでしたが、こうしてイラストを描き始めると、細部の造形を確認するためにフィギュアが欲しくなります。
本記事で使用しているお絵描きガジェットとアプリ
ここから説明に入りますが、その前に使用ガジェットとアプリについてご紹介します。
使用ガジェットは、iPad Pro 12.9インチ(2018年モデル)+Apple Pencil(第二世代)の組み合わせ。
アプリはAdobe Frescoです。
以下のイラストの描き方は、これらを使用している前提だとお考えください。
”シャドームーン”の描き方
私の描き方は、①薄い色で下書き ②レイヤーを重ねて清書 ③レイヤーをコピーして下のレイヤーに色塗りという手順です。
薄い色で下書きするのは、清書しやすいようにという理由です。
まずはイエローでザクッとポージングを決めていきます。
今回は仁王立ちのシャドームーンを描いてみることにします。
ちなみに、人物を描く際の頭身などで迷われたら、こちらもご覧になってみてください。
下書きには、太さ5pxのピクセルブラシ”ペン”を使っています。
筆圧の強弱は表現できませんが、さらさらと途切れない描き心地の良さが際立ちます。
顔を最後に残したのは、ちょっと難しそうだったからです。
先ほどまでよりも少し濃い色で顔を描き込んでいきます。
顔の下書きも完成しましたが、中心線がビシッと通っていないので、改めて書き加えます。
下書きは完成。
下書きレイヤーの上に、透明レイヤーを1枚追加して、清書します。
清書には太さ7pxのピクセルブラシ”コミックペン”を使います。
筆圧の強弱が出せるため、”ペン”よりも力強い表現が可能です。
清書完了です。
下書きしたレイヤーを消し、清書したレイヤーを複製します。
2枚になった清書レイヤーの下のレイヤーに着色します。
上のレイヤーが無傷で重なっていることで、線がしっかり残るからです。
まずは黒い部分を着色します。
真っ黒にしてしまうと線が見えなくなってしまうので、濃いグレイを使います。
次にシルバーで着色します。
ここまででシャドームーンの約90%弱は着色が終わりました。
画像では見づらいかもしれませんが、細かい部分(マスクやベルトの一部)に赤、黄色などを塗ります。
続いて、緑で目とベルトの発光部分を着色します。
ここから仕上げに入ります。
上下2枚のレイヤーの間に、新規透明レイヤーを一枚追加して、そこに影と光を描き込みます。
影は各部のカラートーンを落として塗ります。
カラートーンの落とし方は以下の通り。
以下、各”影”部分の設定値を添付しておきます。
着色の際の参考にしてみてください。
仕上げのピクセルブラシは”ソフト円 不透明”を使用しています。
最後に光の当たっている部分を表現します。
完成です。
下書き〜完成までを動画で復習
人生初のシャドームーンです。
こういったメカメカしいデザインはちょっと苦手なこともあり、動きのない仁王立ちとしましたが、今後はやはりもっと動きのあるイラストを描いていきたいと思います。
まずは全体の造形を掴むことが肝要なので、はじめの一歩としては、順当だったかなあと思っています。
デジタルイラストにオススメのガジェットとアプリとは?
デジタルイラストを描いてみようかな? と思った時、まずぶち当たるのが、「どんな機材が必要なのかわからない・・・」といったところではないでしょうか?
そこで、これからデジタルイラストを描き始めてみたいという初心者向けにオススメをまとめてみましたので、ご覧ください。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。