銀色に輝くボディと5つのパワーを秘めた腕を武器に、当時ブームだった拳法を駆使して戦うライダー、仮面ライダースーパー1のイラストを描いてみました。使用ガジェットはiPad Pro12.9インチとApple Pencil。使用アプリはAdobe Frescoです。
初心者向けの内容となりますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。
仮面ライダースーパー1とは?
「仮面ライダースーパー1」とは、1980年に放映された仮面ライダーシリーズ第7弾である”仮面ライダースーパー1”の主人公ライダーです。
能力の異なる5種類の腕を使い分けながら戦うというライダー。
シルバーのカラーリングと、スズメバチモチーフのシャープな顔つきが特徴で、これまでのライダーが乗ってきたスポーティなタイプのバイクではなく、重厚感のあるハーレーに乗っていたのも新鮮でした。
制作過程
まずは下書き。
スーパー1といえば、拳法(赤心少林拳)の使い手ということで、それらしくファイティングポーズを取ったところを描いてみます。
顔については予め3分割のラインを引いて、仮面ライダーを描く際のキモとなる目の大きさのバランスを決めています。
下書きには、太さ5pxのピクセルブラシ「ペン」を使っています。
カラーはイエロー。別に何色だって良いのですが、この後の清書がしやすいように選んだらイエローになりました。
下書き完了。
スズメバチ感が確かに強い。
下書きレイヤーの上に一枚レイヤーを追加して、清書します。
清書には太さ7pxのピクセルブラシ「コミックペン」を使います。
下書きに使った「ペン」とは異なり、筆圧の強弱が出せるため、より力強い表現が可能です。
清書が完了したら、下書きレイヤーを消し、清書したレイヤーを複製します。
この後、着色しますが、2枚の清書レイヤーのうち、必ず下のレイヤーに着色します。
複製したのはミスってもやり直せるからで、下のレイヤーに着色するのは、描線を殺さないようにするためです。
まずは黒い部分を着色します。
まっ黒だとせっかく描いた線が消えてしまうので、濃いグレーで着色します。
目と額のOシグナルを赤く着色します。
マフラーも赤く着色し、マスクなどをシルバーで着色します。
仕上げに、光が当たる部分をホワイトで、影になる部分は、その箇所の元の色のトーンを落として着色します。
トーンを落とすやり方は下の動画の通り。
仕上げのピクセルブラシは「ソフト円 不透明」を選択します。
上下2枚のレイヤーの間に、透明なレイヤーを1枚追加し、光の当たっている部分と影になっている部分を表現します。
完成です。
”タイムラプス動画”で振り返り
ところがここで思わぬミスが発覚。
両腕についたフリンジを書き忘れていました。
フリンジとは、昔のカウボーイやインディアンなどの服についているのれんのようなふさふさです。
エルビス・プレスリーの服というのがイメージしやすいかもしれませんね。
これでようやく完成です。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。
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