【知らなきゃ損】使い方で選ぶ『iPad』のオススメ機種4選

雷堂

タブレット端末が欲しいと思ったとき、まず頭に浮かぶのは『iPad』ではないでしょうか?

しかし、『iPad』にも様々な機種があり、どれを買ったらいいのか迷います。

私は2018年モデルのiPad Pro 12.9インチを愛用しています。

購入する際には本当に迷いまくりました。

結果的にiPad Pro 12.9インチを選んだのは、しばらくぶりに大きなモデルチェンジをしたことに心を揺さぶられたという、ガジェット好きならではの理由でしたが、とりあえずは大満足でした。

それから今日までの約2年間、仕事用ノート → ブログ執筆 → イラスト制作と、メインの用途は少しずつ変わってきたものの、ほぼ毎日使い倒してきました。

それ以前には、iPad2、iPad miniなど3台のiPadを所有していた時期があったため、Proに限らず、モデルごとのメリットもデメリットも理解することができました。

今ではiPadといっても、iPad、iPad mini、iPad Air、iPad Proと4機種あり、初めての方にはどれを選べば良いのか非常にわかりづらい状況です。

「できるだけ性能の良いものを買っておけば、後々後悔しないだろう」

そんなことを考えていた時期もありましたが、残念ながらそれは違います。「宝の持ち腐れ」という言葉がありますが、まさにそのとおり。

「購入したら、◯◯するかも・・・」そんなことを夢想して、ハイスペックな機種を購入したのに、結局ムダだったという経験は、『iPad』に限らず、あるある話ではありませんか? 私は結構あります。

中でも、「最高のドライビングプレジャーを得られる」という謳い文句に惹かれて、とある外車を購入したのは最大のミスでした。街乗りが多い私の使い方ではゴツゴツした足回りは不快で、たまに利用する高速道路でも、法定速度域では実力の一端を知ることもできませんでした。要するに、私にはオーバースペックだったのです。

それと同じことが『iPad』でも起こり得ます。あなたが必要とする以上の機種を購入することで喜ぶのはAppleや販売店だけです。

あなたが損をしない、オススメの『iPad』の選び方をご紹介します。加えて周辺機器についても書きますので、どうぞ最後までお付き合いください。

目次

オススメのiPadの選び方

早速ですが、まず『iPad』をどのような用途で使うのか考えてみてください。

およそ以下の4通りのどれかに当てはまるのではないでしょうか?

iPadの使い方として考えられるのは?

  1. 学習用(読書や筆記など)
  2. コンテンツ消費用(ネットサーフィンや動画視聴など主に娯楽)
  3. これから何かを始めたい(とりあえずiPadを購入してから考える)
  4. クリエイティブな作業用(イラストや動画編集など)

以下、それぞれの用途に適したiPadをご紹介します。

なお、本記事では全てのモデルでWi-Fiモデルを推奨します。外での利用が多いのに、周辺にフリーWi-Fiスポットが少ないとか、スマホの通信量を絞っていてテザリングができないといった方でなければ、Wi-Fiモデルで困ることはないはずです。

学習用(読書や筆記など)に最適なiPadは?

iPad+Apple Pencilの組み合わせをオススメします。

読書などのインプット作業だけなら、より小さく軽いiPad miniが良いと思いますが、ノート代わりに使うことを考慮すると、もう少し大きな方が使いやすいと思います。

また、こういった使い方をメインで考えるのは学生さん向け(お子さん用として)が大半でしょうから、価格も大きな要因でしょう。

38,280円(税込)から購入できるのも大きな魅力となります。Apple Pencilは別売りで15,950円(税込)です。

コンテンツ消費用(ネットサーフィンや動画視聴など主に娯楽)に最適なiPadは?

iPad miniをオススメします。

娯楽用にiPadを使いたいとなれば、大画面で迫力の音声というよりは、場所も姿勢も問わず気軽に楽しめることが重要です。

電車での移動時にゲームや読書をしたり、ソファやベッドにごろ寝しながらYouTubeを視聴するといった際には、より小さく軽いモデルが便利です。

50,380円(税込)からと、こちらもリーズナブル。Apple Pencilは、娯楽以外の用途でどの程度iPad miniをお使いになるかによって検討するべきだと思います。

これから何かを始めたい(とりあえずiPadを購入してから考える)時に最適なiPadは?

iPad Air+Apple Pencilをオススメします。

”何に使うかわからない”場合に必要なのは、ある程度のことにも対応できるそれなりの性能と、何もしなかった場合でも購入したことを後悔しないで済む価格だと思います。

こういった場合には、とりあえずベーシックなiPadでも良いとは思いますが、おそらく大抵の方は、「ベーシックなモデルだと、そのうち動画編集作業なんかに興味出た時にも使えるのか不安」といったことを考えるはずです。

そこで、ベーシックモデルではなく、あえてもう少しだけ背伸びをしたものを購入しましょう。

どんなことでもそれなりに高い水準でこなせてしまうiPad Airなら、後悔することはまずありませんし、万が一、何もしなかった場合でも、最新のエッジの立ったデザインなど、これから数年は飽きずに使える、良いモノ買った感があります。

購入時点でやりたいことが明確でなければ、Proまでは必要ありません。

iPad Airは、69,080円(税込)から購入できます。Apple Pencilは別売りで15,950円(税込)です。

クリエイティブな作業用(イラストや動画編集など)に最適なiPadは?

iPad Pro+Apple Pencilをオススメします。

上述したProモーションテクノロジーなど、プロのクリエイターさんにもそれなりに納得して使ってもらえる仕様になっているのは間違いありません。

ディスプレイサイズは迷うと思いますが、家での作業がメインなら迷うことなく12.9インチをオススメします。

実際に2年間使い倒してきて、やはりディスプレイは大きい方が良いです。絵を描くときはもちろん、ノートして筆記する際にも、1ページに納められるか、わざわざスクロールさせなければならないかと考えれば、大きい方が効率的であるはず。

動画編集などをする場合には、間違いなくディスプレイは大きくないと辛いです。

ただし、頻繁に持ち歩く方にとって12.9インチの重さはキツいので、11インチを検討した方が良いかもしれません。

価格は94,800円(税込)から。Apple Pencilは別売りで15,950円(税込)です。

オススメの周辺機器は?

ここまでで、具体的にオススメしている周辺機器は『Apple Pencil』だけです。

Apple Pencilが揃って初めてiPadは完成すると断言できるほどのマストアイテム(閲覧やゲームにしか利用しないなら不要ですが)。

iPadの他の周辺機器として需要が高いのは、キーボードとカバーですが、キーボードは文書の作成を毎日こなすような方でなければ不要です。「あったら便利だろう」という見切り発車で、Apple純正の高額な『スマートキーボード』を購入する必要はありません。

確かにカバーはあった方が便利なのは間違いありません。画面保護の点はもちろん、ディスプレイスタンドとして使えるのも便利ですから。

ですので、キーボードの使用頻度について迷う方は、ひとまずカバーだけ購入し、キーボードは必要に応じてBluetoothタイプを検討するのが良いと思います。

快適なタイピング環境が必須という方には、新しい『Magic Keyboard』がオススメです。タイピングをしながら、時々画面をタッチして・・・というiPadならではの操作は、効率を損ねるため、積み重なると意外とストレスになります。Trackpad付きのMagic Keyboardなら全て手元で完結できて非常に便利です。

ただしMagic Keyboardは、2020年10月現在では、iPad ProとiPad Airにしか対応していません。それ以外のモデルで快適なタイピング環境を整えたいという方には、それなりの出費は必要ですが、Bluetoothキーボード+Magic Trackpad2のセットがオススメです。

画面保護シートは、必要に応じて購入すれば良いと思いますが、私は使用していません。画面に汚れは残りますが、タッチ感度を落としたくないのと、何よりApple Pencilのペン先の無用な消費を抑えたいからです。Apple Pencilのペン先は消耗品なので、使っているうちにすり減ってしまうのです(ちなみに約2年使用してきましたが、今現在、Apple Pencilのペン先の交換は一度もしていません)。

最後に、iPadのストレージ容量は、128GB以上、できれば256GBモデルがオススメです(iPadだけは128GBが最大となります)。

iPhoneをお使いの方であれば、32GBや64GBではあっという間に写真データなどでストレージ容量が足りなくなってしまいます(筆者も、iPhone 6Sの128GBモデルを使っていた時は容量のやりくりで四苦八苦していました。iPhone 11で256GBモデルを選んだところ、全く不満なく使えています。iPad Proは1TBのストレージを選びましたが、これは全くのムダでした)。

オススメのiPadと周辺機器の選び方は以上です。

雷堂

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

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