2021年3月21日放送『機界戦隊ゼンカイジャー』第3話「マジでぬぬぬな魔法使い!」(監督:田﨑竜太 脚本:香村純子)
ジュラン、ガオーンに続くゼンカイジャーメンバー集めに躍起になる介人。
占いが大好きなキカイノイドの女の子・マジーヌ加入回をレビュー。
最後までお付き合いいただければ幸いだ。
キャスト
ここでは第3カイのキャストをご紹介する。
本作初登場でウィキペディアに記載のある方はリンクを貼っておくので、他の参加作品なども是非チェックしていただきたい。
五色田介人/ゼンカイザー:駒木根葵汰
ジュラン/ゼンカイジュラン(声):浅沼晋太郎
ガオーン/ゼンカイガオーン(声):梶 裕貴
マジーヌ/ゼンカイマジーヌ(声):宮本侑芽
ブルーン/ゼンカイブルーン(声):佐藤拓也
セッちゃん(声):福圓美里
ボッコワウス(声):中田譲治
バラシタラ(声):乃村健次
イジルデ(声):竹田雅則
ゲゲ(声):鈴木達央
コオリワルド(声):大畑伸太郎
幼いマジーヌ:鳩間みのん
アナウンサー:新行市佳
警備員:若園尚哉
五色田ヤツデ:榊原郁恵
新しい仲間
新たな仲間を探そうと飛び出した介人たちの目の前に広がったのは、氷の世界。雪景色なんてものじゃない。文字どおり氷の世界。毎日、吹雪な氷の世界だ。窓の外にリンゴ売りはいないようだけれど。
今回の現象は、コオリトピアの力を持つコオリワルドの仕業だ。頭にかき氷機がついているというシャレたデザイン。
凍てついた世界を救うため、コオリワルドに戦いを挑む介人たちだったが、足元が滑るせいでマトモに戦うことさえできない。
そんな中、偶然出会ったのが、キカイノイドの女の子・マジーヌ。
ジュランとは古くからの知り合いらしく、ジュランのことを「おじちゃん」と呼ぶ。占いが好きだというマジーヌに、介人はコオリワルドの居場所を占ってもらうが、まるで当たらず、文字どおり東奔西走させられてしまう。
占いが当たらないと嘆くマジーヌに、「占いって、当たんなきゃダメなの?」と問いかける介人。
「ハズれたって笑えるじゃん!次、どうしよっかなあって迷っても、占い見て、とりあえずこうしよって動いたら、なんか起こるじゃん」と続く介人のセリフには、占いが持つ”誰かの背中を押す”力が表現されている。確かにそうだよなあと頷く人は多いんじゃないか? 私は、どちらかといえば占いを信じる方ではないのだけれど、それでも占ってもらったことはあるし、その時に言われた言葉が、今もどこかで心の支えになっていたりもする。マジーヌも、その言葉を聞いて、幼い頃、占いが好きになったきっかけを思い出す。
介人たちの仲間になりたいと願い出るマジーヌ。これでゼンカイジャーは4人となった。
魔法の力
センタイギア29『魔法戦隊マジレンジャー』の魔法パワーを使うゼンカイマジーヌ。
「マジーヌスティック」という巨大なロッドを持ち、魔法が使える。単純にこのロッドでぶん殴るだけでも、かなりのダメージが与えられそうだ。今回はツルツル滑る氷の上でも踏ん張れるよう、介人たちの足の裏に魔法でスパイクを作り出したり、魔法というよりは手品のようなトリッキーな攻撃でコオリワルドを苦しめる。
その後、巨大化したダイコオリワルドと戦うジュラガオーンが氷の上で苦しむ様子を見て、二人を救うために巨大化したマジーヌは、空飛ぶマジンドラゴンとなる。陸戦型の二人に対して空戦型のマジーヌ。最後の一人は水の中でも戦えたりするのだろうか?
ジュランティラノと合体し、ゼンカイオージュラマジーンの姿も披露。やっぱり、あしゅら男爵みたいだ。
最後のトドメは3人がかりで。これで、前回のキノコトピアに続いてコオリトピアがトジルギアの力から解放された事になる。
スーパー戦隊の力
今回使われたのは、センタイギア38『烈車戦隊トッキュウジャー』。
氷の上で”連結”し、戦闘員たちを一網打尽にしてしまう。シュッシューポッポと機関車の音がするのはご愛嬌だ。
こうして4人が揃ったゼンカイジャー。最後の5人目はどこにいるのか? を占うマジーヌの水晶にメガネが浮かぶ。「待てば、メガネがやって来る?」
次回、ついにゼンカイジャー5人が揃い踏み。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。
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