新ライダー・グレア爆誕!|『仮面ライダーギーツ』第14話感想

雷堂

2022年12月11日放送『仮面ライダーギーツ』第14話「謀略Ⅴ:怒りのグレア」(監督:坂本浩一 脚本:高橋悠也)をレビュー

浮世英寿を脱落させろ。

加速するゲームマスターの思惑。

桜井景和から一時的に借りたデザイアドライバーでジャマトライダーを倒しても、そのドライバーを吾妻道長に横取りされてしまう始末。

最大の窮地を迎えた英寿に、逆転の策はあるのだろうか?

ネタバレも含むが、最後までおつきあいいただければ幸いだ。

目次

キャスト

ここでは第14話のキャスト(役名のある方のみ)をご紹介。

以下で使用している画像は全て『仮面ライダーギーツ』より引用している。

浮世英寿(簡 秀吉)

浮世英寿/仮面ライダーギーツ

簡 秀吉

桜井景和(佐藤瑠雅)

桜井景和/仮面ライダータイクーン

佐藤瑠雅

鞍馬袮音(星乃夢奈)

鞍馬袮音/仮面ライダーナーゴ

星乃夢奈

吾妻道長(杢代和人)

吾妻道長/仮面ライダーバッファ

杢代和人

ツムリ(青島 心)

ツムリ

青島 心

晴家ウィン(崎山つばさ)

晴家ウィン/仮面ライダーパンクジャック

崎山つばさ

アルキメデル(春海四方)

アルキメデル

春海四方

ベン(マイケル・K)

ベン

マイケル・K

ジョン(トム・コンスタンタイン)

ジョン

トム・コンスタンタイン

赤帽少女(佐原杏奈)

赤帽少女

佐原杏奈

ギロリ(忍成修吾)

ギロリ

忍成修吾

運営ナレーション:塩野潤二

進化? それとも・・・

ついに姿を現した“かくれんぼジャマト”こと、ビショップジャマト。

画像引用元:仮面ライダーギーツ

釘を打ち込んだ木製バットのように見える手だが、どうやらそうではなく、手からキノコが生えている様子。エノキタケだろうか? 胞子をばら撒き、敵を幻惑したり、その胞子自体を誘爆させたりもする。中世ファンタジー系RPGでは魔法使いキャラとして登場することも多いビショップ(Bishop=司教)の名を持つだけのことはある。変幻自在の攻撃でライダーたちを翻弄する様は、ジャマトライダーが霞んでしまうほどだ。

だが、一番の注目ポイントはそこではない。

これまで、「ジャッ」とか「ジュラピラ(変身の意)」とか、ジャマト独自の言語を使っているイメージしかないジャマトたちだったが、ここに来て人間の言葉を話す個体が登場し始めた。

画像引用元:仮面ライダーギーツ

しかも、ただの言葉ではない。第1話で命を落とした豪徳寺と同じ「キミと一緒にしないでもらいたい」とか、第2話で命を落とした平と同じ「私は勝たなきゃならないんだ・・・」といったセリフを口にする。

画像引用元:仮面ライダーギーツ

これは、これまでにデザイアグランプリで命を落とした人たちが、あの植物園のような場所に立ち並ぶジャマトの実を結ぶ木々の養分として使われているということではないのか?

だとしたら、近い将来、道長の目の前に、親友・透と同じセリフを口にする個体が現れる可能性もある。もしくは、道長が命を落とし、ジャマトとして復活するなんて展開もあるかも知れない。いずれにしてもドラマティックではある。

ジャマトの侵略から世界を守るため、仮面ライダーと呼ばれる戦士たちを集めて戦うのがデザイアグランプリとされてきたが、それならば即刻ジャマトを根絶やしにするべきだろう。つまり、デザイアグランプリなどというものは、可能な限り早く終わらせるべきもののはずだ。ところが、運営はデザイアグランプリを存続させ続けようとしている。矛盾しかない。

つまり、これが意味することは、デザイアグランプリが人間のために用意されたものではない、ということだ。むしろ、ジャマトのためにあると言っても過言ではない。目的はジャマトを進化させること。

そのために、人間側の優れた戦士・仮面ライダーと戦ったり、倒した人間から知識などを吸収しているのかも知れない。

と言っても、これらは私の勝手な推測でしかない。当たるかも知れないし、外れるかも知れない。自慢ではないが、これまで私の予想通りの展開になったことは、ほとんどないので、生温かい目で見守っていただきたい。

晴家の過去

ゲームマスターの命により、なりふり構わず英寿脱落の手助けをした晴家ウィン。

今回のミッションが無事終了すれば、通常は消されるはずの記憶はそのままに、IDコアを貰えるという約束で、この仕事を引き受けたらしい。ところが、突然「デザ神になれば、記憶は消さない」と言い出すギロリ。この翻意は、晴家がゲームマスターと繋がっていることがバレたペナルティだという。

「記憶を消されたくなければ、世界平和に貢献してみせろ」と、かなりの無茶ぶりをしてくるが、現時点でドライバーを手に入れていないのは英寿と晴家の二人だけ。しかも、残りのドライバーはいずれもジャマトライダーの腰に巻かれている状況で、素面で奪えるとは到底思えない。このまま景和、袮音、道長の3人が、かくれんぼジャマトを倒しさえすればゲームは終了し、二人は脱落という危機的状況の中、晴家の過去が語られていく。

運営側は、全てギロリやツムリといった目に関する名前(偽名? コードネーム?)があるのにも関わらず、晴家だけは普通っぽい。今回の謀略のため、一時的に用意された名前なのか? とも思ったが、どうやらそういうわけでもなさそうだ。

晴家の祖父は、大手商社の会長だったらしい。その祖父が、売れないバンドマンを続ける孫を見かねて与えた仕事がデザイアグランプリ運営の仕事だった。晴家の祖父は、デザイアグランプリのスポンサーだったのだ。

画像引用元:仮面ライダーギーツ

同様に、鞍馬袮音の鞍馬財閥もまたデザイアグランプリのスポンサーだったことが明かされる。ここに袮音が途中参戦した理由があるはずだが、それが何故なのかは現時点で明かされることはなかった。

ちなみに、袮音のボディガードのベンとジョンもまた、かつてはデザイアグランプリにライダーとして参加していたようだ。二人の変身ポーズも披露されたが、ビシッとしていて、なかなかカッコいい。

画像引用元:仮面ライダーギーツ

そして今回、英寿の母の名も明かされた。

「ミツメ(見つめる)」というらしい。やはり目に関する名前である。

その名に聞き覚えがあるという晴家。どうやら、英寿の母は先代ゲームナビゲーターだったとのこと。だとすれば、その後任であるツムリもまた、彼女のことを知っている可能性は十分にある。

怒りのギロリ

ギロリに裏切られ、英寿に発破をかけられた晴家は、自分が叶えたかった夢を思い出す。

画像引用元:仮面ライダーギーツ

それは、かつて見た夢。バンドマンとして成功した世界。それを叶えるため、英寿と二人でゲームクリアに乗り出すのだが、目の前にゲームマスターが姿を現す。もう正体を隠す気もないようだ。英寿の前で仮面を外す。そこに漂う静かな怒りの矛先は、憎き英寿か、それとも自分に反旗を翻した晴家か。

腰に巻かれているのは、これまでに見たこともない“目”のようなデザインが特徴のドライバーで、その名をヴィジョンドライバーという。

画像引用元:仮面ライダーギーツ

アナログ感満載のデザイアドライバーに対し、デジタルでスマートなデザインが際立つ。上部で指紋認証し、プロビデンスカードと呼ばれるカードを読み取り変身。

仮面ライダーグレア爆誕。

画像引用元:仮面ライダーギーツ

仮面ライダーグレア

身長:210cm

体重:84.8kg

パンチ力:32.2t

キック力:64.4t

ジャンプ力:83.5m

走力:2.3秒(100m)

ドライバーだけでなく、身体のあちこちに目をイメージさせる造形が施されている。

ちなみにグレアとは、英単語のGlareのことだと思われ、その意味は「睨む」というものだ。ここでもやはり、目に関する言葉が用いられている。

前回登場した新キャラ・ニラムではなく、ギロリが「睨む」という言葉を冠するライダーに変身するというのは、いささかややこしい気がするが、そんな面倒くさいことは置いておいても、なかなかカッコいい新ライダーである。

黒をベースに、紫と赤で彩られた毒々しいカラーリングも凄みがあってとても良い。

実際に戦っても、パンクジャックなどまるで寄せ付けない。その強さは現時点では頭二つ三つは抜けている。

ゲームオーバー

パンクジャックがグレアにフルボッコされている間に、コマンドツインバックルの力を引き出した景和の手で、かくれんぼジャマトは粉砕。

間髪おかずにミッションコンプリートを告げるツムリの声が響き渡る。

ドライバーを目前にしながらも、もう一歩のところで手が届かなかった英寿。ゲームオーバーだ。

画像引用元:仮面ライダーギーツ

運営の情報を掴むため、母の情報を手に入れるため、前回、道長にドライバーを横取りさせたことが足を引っ張った形となった。これまではどれほどピンチになっても、静かに微笑むくらいの余裕があったが、掻き消えていくその表情からは、そういった余裕は一切感じられない。よもや、自分が負けるなどとは思っていなかったのだろう。

ここまではゲームマスターの思惑通りだ。

だが、これで終わるわけがない。

ラストで「ゲームマスターは、ゲームの勝敗を操作してはならない」という意味深なナレーションが挿入される。

前回、新キャラ・ニラムにゲームへの介入に釘を刺されていたギロリ。

このゲームマスター自らが手を染めた違反行為こそが逆転の糸口となるのか。注目の第15話が待ちきれない。

雷堂

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

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