『仮面ライダーリバイス』第27話感想|暴走する悪魔たち

雷堂

2022年3月20日放送『仮面ライダーリバイス』第27話「止めろ!暴君の暴挙と暴力の暴走」(監督:石田秀範 脚本:木下半太)

大二とカゲロウ、どちらかの生き残りを賭けた戦いに決着。新たに誕生した仮面ライダーホーリーライブと覚醒したデモンズとの戦いが始まる。

復活へのカウントダウンを始めたギフと、その影響をもろに受けている一輝と一体化してしまったバイスなど、今後に向けての注目ポイントてんこ盛りの『リバイス』第27話の見どころを中心にレビュー。。重要なネタバレも含むが、最後までおつきあいいただければ幸いである。

目次

キャスト

五十嵐一輝

五十嵐一輝/仮面ライダージャックリバイス

前田拳太郎

仮面ライダージャックリバイス

バイス/仮面ライダージャックリバイス(声)

木村 昴

五十嵐大二

五十嵐大二/仮面ライダーライブ

日向 亘

五十嵐さくら

五十嵐さくら/仮面ライダージャンヌ

井本彩花

ジョージ・狩崎

ジョージ・狩崎

濱尾ノリタカ

アギレラ

アギレラ

浅倉 唯

オルテカ

オルテカ/仮面ライダーデモンズ

関 隼汰

ベイル

ベイル(声)

津田健次郎

ラブコフ

ラブコフ(声)

伊藤美来

狩崎真澄

狩崎真澄(声)

藤 真秀

牛島 光

牛島 光

奥 智哉

牛島公子

牛島公子

乃 緑

幼いオルテカ(初芝 真)

幼いオルテカ

石田偉琉

牛島太助

牛島太助

矢柴俊博

五十嵐幸実

五十嵐幸実

映美くらら

赤石英雄

赤石英雄

橋本じゅん

残酷な天使のテーゼ

前回爆誕した仮面ライダーホーリーライブ。

自らの中に潜む悪魔・カゲロウとの戦いを経て、“時には非情に徹する”ことを覚えた大二。若くして政府特務機関フェニックスの隊長に抜擢されるほど、元々のポテンシャルは高かったものの、唯一残されていた「優しすぎる」という弱点を、この経験を通じて克服したカタチとなった。

白と黒に塗り分けられていたクロウバイスタンプを白く染め上げたホーリーウイングバイスタンプによって変身したホーリーライブの能力は、まさに圧巻。覚醒したデモンズすら圧倒する。

画像引用元:仮面ライダーリバイス

「オルテカ・・・お前に慈悲は与えない」という台詞には、悪に対して容赦のない天使の非情さが表れている。

ちなみにこの「白いカラス」というのはギリシア神話に登場する。

太陽神アポロンはコロニスという娘を愛する。この時、美しい声を持ち、人語を解する白いカラスをコロニスとの連絡係とするのだが、ある日このカラスが、コロニスの不貞を知ってしまう。そのことを報告すると、アポロンは怒り狂い、弓矢でコロニスの命を奪ってしまう。我に返ったアポロンは激しく後悔。このことのきっかけを作ったカラスにもやり場のない怒りをぶつけ、美声と人語を奪った上、「お前は一生、喪に服していろ」と黒く染め上げた。

なんとも理不尽な話であるが、これによるとカラスは元々白かった、ということになる。

本来の白さ(強さ)を手に入れたホーリーライブによって、デモンズは敗退。デモンズドライバーに宿っていたベイルもどこかへ姿を消してしまうのだが、五十嵐一家の殲滅を諦めたわけではないらしい。しかし、元太の装着したドライバーは破損している。次はどのようにして姿を見せるのか、非常に気がかりである。

幸実と狩崎

五十嵐家の母ちゃん・幸実が戻ってきた。元太は、ぶーさんこと伊良部と共に安全な場所に身を潜めているらしい。

幸実の口から初めて聞かされた元太の過去。これまで、「なんでこんな人と結婚したの?」といった暴言を吐いたこともあったさくらも、二人の想いに胸を熱くする。4人が言葉少なに抱き合う、しあわせ湯。ジョージ・狩崎も黙ってその様子を見ている。

画像引用元:仮面ライダーリバイス

そんなくすぐったい雰囲気を打ち破ったのは、牛島一家。登場するや否や、一輝をスタンガンで拘束し、五十嵐一家をウィークエンド本部に招く。どうやらこれ以上正体を隠すつもりはないらしく、自分たちが実の家族ではないことや、ウィークエンドの目的がフェニックスの監視であることなど、洗いざらい語り聞かせる牛島太助。

途中、狩崎真澄も登場し、幸実と久方ぶりの邂逅を遂げる。「ノア」から元太と共に逃亡した、あの時以来ということなのだろう。そもそも幸実は、真澄が生きていたことすら知らなかった様子である。

そして、さくらは完全にウィークエンド参画となりそうだ。これまでの流れを見ても、フェニックスに対する不信感は明らかで、さらに前回アギレラにした説教が、全て自身に対する言葉だった、というこの伏線には驚いた。

画像引用元:仮面ライダーリバイス

さくらと共に一輝と大二もウィークエンドにつくのか、つかないのか。ただし、フェニックスの怪しさが浮き彫りになっている現状を考えると、あえてフェニックスにつく理由もなさそうだが、兄妹間の争いというのも見てみたい気はする。

以前、私は一輝と大二とさくらがそれぞれに3勢力に分かれて戦うという『真・女神転生』的な展開を予想したが、ぶつかりあって、それでも最後は仲直りして、という家族の構造を考えれば、未だに可能性ゼロとは言い切れない気がしている。ただし、フェニックスに疑念を持つさくらはともかく、今のフェニックスに一輝や大二がつく理由がちょっと弱い。赤石が大二(カゲロウか?)に妙にこだわったところに、何か今後のヒントがあるかもしれない。

本当のオルテカ

「初芝 真(ハツシバ マコト)」。それが今回明かされたオルテカの本名である。

優秀すぎる頭脳を持った初芝は、塾の講師から疎まれ、実の父親にも「バケモノ」と呼ばれ暴力を振るわれるという悲惨な少年時代を過ごしてきた。対等に話ができる相手も、無条件に愛情を注いでくれる人もいなかったわけである(母親は庇ってくれていたようだが)。

画像引用元:仮面ライダーリバイス

やがて孤独は、「自分を理解できない世界が悪い」という想いを生み、「そんな世界は作り変える」という今のオルテカをも誕生させてしまう。

そんなオルテカの少年時代を知っている赤石英雄との関係は、親子だとばかり思っていたが、どうも違った様子。いずれにしても、ギフを復活させるという両者の思惑は完全に一致している。その関係性も、後日改めて語られることとなるだろう。

動き出したギフ

一方、ギフは、その力をより高めていた。

画像引用元:仮面ライダーリバイス

これまでのように、一輝たちが倒した悪魔の力を吸収するというだけでなく、自ら人間を捕食し始め、ついには保管されていたフェニックスの研究施設をも飛び出してしまう。

その行き先はオルテカの元。

「人間は下等動物」と切り捨て、ギフスタンプで次々とギフテリアンを生み出すオルテカの様子を見守っているかのよう。いや、実際に守っていた。

オルテカを止めようと大二とさくらが現れるが、ギフの援護射撃が強力すぎて、オルテカに近づくことさえできない。つい先ほど圧倒的な力を示したはずのホーリーライブでさえ、まるで歯が立たないのである。

さらに、ギフの影響で暴走したジャックリバイスも登場して戦況は最悪。

その様子を見ていたジョージ・狩崎は、新型バイスタンプと空っぽのデモンズドライバーを携え、一輝たちの元へと向かう。新型バイスタンプには、パソコンなどで見かけるファンがついているが、これは“風車”ではないのか。だとしたら、この“風車”は初代仮面ライダーへのオマージュだと言って良いだろう。

画像引用元:仮面ライダーリバイス

次回登場予定の新フォームに仮面ライダー1号の要素があるのかはまだわからないけれど、自らの弱さと訣別した一輝とバイスが見せる新フォームには期待大。

さらに、デモンズドライバーを装着した狩崎の変身は? 愛すべきライダーオタク・濱尾さんの反応も見ものだ。

雷堂

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

特撮ヒーローのレビュー(仮面ライダーシリーズとスーパー戦隊シリーズは旧作から最新版まで。ウルトラシリーズは昭和がメイン)を中心に、ゲームに書籍にチョコボールなど、大好きなものに囲まれた秘密基地のようなブログです。インスタでは、特撮ヒーローのイラストも描いているので、よかったら覗いてみてください。イチオシのライダーは『W』。マスク割れアイコンが目印。僕と握手!

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