仮面ライダーセイバー第28章「記す過去、描く未来。」をレビューします。
ネタバレ、勝手な未来予想図、なんでもありでお送りしますが、どうぞ最後までお付き合いください。
ストーリー
プリミティブドラゴンの力を制御し、強力な「エレメンタルプリミティブドラゴン」の力を手に入れた飛羽真はレジエルを倒し、残るメギドは二人となったが、メギドを倒しても組織・ソードオブロゴス内の不穏な動きを制しなければ世界を平和にすることはできないことを再確認する飛羽真たち。
「世界を滅びから救うため」全ての聖剣を封印しようとしている賢人の父・富加宮隼人も、生前は同じことを語っていたようだ。その隼人に「世界を滅びから救う方法」を教え、「あのお方」と呼ばれていた人物こそが黒幕の様子。
では、その人物とは? ソードオブロゴスの長・マスターロゴスと予想する飛羽真だったが、ソードオブロゴスには、マスターロゴスの他に、組織の方針を決定する絶大な決定権を持つ”賢神(ケンジン)”と呼ばれる4人の賢者もいるらしく、さらに謎は深まっていく。
一方、「全知全能の書」を求めるマスターロゴスは、神代玲花の兄・神代凌牙に飛羽真討伐を命じる。
倫太郎と共に、組織に残っていた蓮は、賢人と合流するために組織を離れるが、ようやく再会できた賢人に聖剣を封印されてしまう。心底惚れ込んでいる賢人に受け入れてもらえずボロボロの蓮は、「もっと強くなる」と独り呟きながら姿を消してしまう。少し前、メギドに「お前はこっち側の人間」と言われていたこともあったし、そもそも他のライダーと比べて活躍の場が少ないようにも思うので、闇堕ち確定な気がしている。
次回、デュランダル登場。
そして、独り組織に残り続ける倫太郎と、ワンダーワールドと繋がり始めてしまった芽依の今後はどうなるのか。物語が後半戦に突入したことを感じさせる展開である。
ライダー史上初の出来事
ネットで話題になっている通り、今年50周年を迎える仮面ライダーシリーズ初の兄妹ライダーが誕生する。
それが今回初登場の神代凌牙/仮面ライダーデュランダルと、以前からマスターロゴスに心酔している神代玲花/仮面ライダーサーベラの二人。
デュランダルは次章で登場するようなので、どんな能力なのか楽しみ。
4人の賢神
賢神と呼ばれる4人の存在が明らかにされたこと。
普通に考えれば、マスターロゴスの四天王的存在なのだろうか? ソードオブロゴスという組織の成り立ちを考えると、マスターロゴスより上はないだろうから。
その中の一人がマスターロゴスや隼人に入れ知恵をしてたとか、4人の上に真のラスボスが控えてるとか、まあありがちだけど、様々な可能性があるとは思う。
ところで下の画像を見て欲しい↓
全知全能の書を完成させるために集められたワンダーライドブックと聖剣のイメージだが、11本の聖剣が表示されている。
色のついた剣が左上から、火炎剣烈火(カエンケンレッカ)、水勢剣流水(スイセイケンナガレ)、雷鳴剣黄雷(ライメイケンイカズチ)、土豪剣激土(ドゴウケンゲキド)、風双剣翠風(フウソウケンハヤテ)、音銃剣錫音(オンジュウケンスズネ)、暗黒剣月闇(アンクコケンクラヤミ)、光剛剣最光(コウゴウケンサイコウ)の8本(※カッコ内は読み方)。
それに加えて、色の無い白い剣が3本。これが、仮面ライダーサーベラの持つ煙叡剣狼煙(エンエイケンノロシ)と、次回登場予定の仮面ライダーデュランダルの剣と、マスターロゴスの持つ1本だと考えられないこともないが、おそらくもう1本くらいは隠れキャラ的な剣が出てきてもおかしくはないだろう。究極の剣・全知全能の剣みたいなもの。
全知全能の力を持つ剣の所有者なんてものが登場したら、もはや敵うものなどいないだろうけど、そこは仲間同志の絆とか、最初に生まれた光と闇の力で云々とか、ご都合主義的なパワーインフレでなんとかしちゃうのも子供たちのヒーローらしいわかりやすさで良いのかも知れない・・・なんてことを勝手に想像しながら、今後の展開も楽しみに観ていきたい。
なお、第28章はこれまでの総集編的な内容や、聖剣とワンダーライドブックなどについての解説もされているので、これから観てみようという方にもオススメの回。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。
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