『機界戦隊ゼンカイジャー』第43カイ・操られたステイシー【ネタバレ注意】

雷堂

「風見鶏の頭は風の真向かい!」(監督:山口恭平 脚本:香村純子)をレビューします。

向かい風を操るムカイカゼワルドに翻弄されるゼンカイジャーたち。その窮地を救ったのは、なんとステイシー。トジテンドへの裏切り行為がバレたため、君たちの仲間になりたいというが、その真意は・・・?

ラストへ向けて、一気に加速感が高まってきた『ゼンカイジャー』。それなりにネタバレも含むので、最新話視聴前の振り返りなどにどうぞ。最後までおつきあいいただければ幸いだ。

目次

キャスト

ここでは今回のキャストをご紹介。本作初登場でウィキペディアに記載のある方についてはリンクを貼っておくので、他の参加作品なども是非チェックしていただきたい。「え? あれに出てた人?」といった発見があるかもしれない。

【キャスト】

五色田介人/ゼンカイザー:駒木根葵汰

ジュラン/ゼンカイジュラン(声):浅沼晋太郎

ガオーン/ゼンカイガオーン(声):梶 裕貴

マジーヌ/ゼンカイマジーヌ(声):宮本侑芽

ブルーン/ゼンカイブルーン(声):佐藤拓也

ゾックス・ゴールドツイカー/ツーカイザー:増子敦貴

セッちゃん(声):福圓美里

カッタナー(声):鈴木崚汰

リッキー(声):松田颯水

ボッコワウス(声):中田譲治

バラシタラ(声):乃村健次

イジルデ(声):竹田雅則

ゲゲ(声):福西勝也

ムカイカゼワルド(声):檜山修之

ステイシー:世古口 凌

フリント・ゴールドツイカー:森 日奈美

五色田ヤツデ:榊原郁恵

ムカイカゼワルド

「ムカイカゼトピア」というトンデモ世界の力を持つムカイカゼワルドが今回の怪人。向かい風に煽られたロン毛がライオンのタテガミのようにデザインされていて、なかなかシャレが効いている。

ムカイカゼワルド
画像引用元:機界戦隊ゼンカイジャー

左腕の送風機「アゲンストライカー」から繰り出す強風攻撃を受けた者は、どちらを向いても、風速30m超もの向かい風に晒される。ゼンカイジャーの5人も、この攻撃によって、ちっとも前に進めない状態になってしまう。

向かい風で前に進めないゼンカイジャーたち
画像引用元:機界戦隊ゼンカイジャー

空気が1秒間に30m移動するのが風速30m。1分間で1,800m、1時間では、なんと108,000mにもなる。気象庁の分類では「暴風」となり、「滅多に起こらない広い範囲の大損害が起きる」とされる風。ちなみに、これより低い等級の風(全強風:風速24.5〜28.4m)でも、「人家に大損害が起こる」「樹木が根こそぎになる」とされていることを考えると、相当な威力。それを使って普通に攻撃した方が早そうではあるけれど、あくまでも自滅を狙うところが、まわりくどいけどイヤらしい。小悪党感は抜群である。

借りてきた猫のようなステイシー

ムカイカゼワルドの力で思ったように身動きの取れないゼンカイジャーを救ったのは、いつも通りのゾックス・・・ではなく、まさかのステイシー。

微笑むステイシー
画像引用元:機界戦隊ゼンカイジャー

いつものような、触るもの皆(ヤツデは除く)傷つける刺々しさはどこにもなく、なんだか甘ったるい感じだ。前回登場したコタツワルドの力でネコにでもなったのかと思うほど。

誰もがその豹変ぶりに疑いを抱くが、当のステイシーは、介人の父・功を救い出す手助けをしたことがバレて、トジテンドでの出世が望めなくなったから、仲間に入れて欲しい、と涼しい顔。

前回ラストでゲゲに心を乗っ取られたことによるものだが、そのことを知る者は、ゲゲ以外にはいないのだ。トジテンドにもいない。ボッコワウスでさえ、ゲゲの手のひらで踊らされているのだ。ただし、バラシタラだけは違和感を感じているようだが。

バラシタラ
画像引用元:機界戦隊ゼンカイジャー

前に進めないなら後ろに進め

様子のおかしいステイシーを連れ出したゾックス。二人の前に、ムカイカゼワルドが現れる。ムカイカゼワルドは完全にステイシーを裏切り者扱いしており、そこにバラシタラも姿を見せる。

ムカイカゼワルドの力に翻弄されるゾックスと、バラシタラと戦うステイシー。そこに介人たちも参戦する。

どこを向いても向かい風が吹くなら、後ろに進めば追い風だというトンデモ理論で、後ろ向きで登場し、後ろ向きで名乗りを上げ、後ろ向きでフィナーレバスターを撃ち込むゼンカイジャー。

後ろ向きで登場するゼンカイジャー
画像引用元:機界戦隊ゼンカイジャー
後ろ向きで名乗りを上げるゼンカイジャー
画像引用元:機界戦隊ゼンカイジャー

倒した後、みんなで後ろを確認しているのがかわいい。

後ろ向きで爆発を確認するゼンカイジャー
画像引用元:機界戦隊ゼンカイジャー

フィニッシュを飾るゼンカイザーのマスクも後ろ向きなのが細かい。

後ろ向きに飛ぶフィナーレバスター
画像引用元:機界戦隊ゼンカイジャー

ところで今回のバトルでは、『獣電戦隊キョウリュウジャー』からキョウリュウレッド・カーニバル、『激走戦隊カーレンジャー』からレッドレーサー、『炎神戦隊ゴーオンジャー』からゴーオンレッドが召喚されるが、ほんのネタ程度なので、それ見たさで視聴するとガッカリするかもしれない。

キョウリュウレッド・カーニバルとムカイカゼワルド
画像引用元:機界戦隊ゼンカイジャー

ゴルゴ13ばりの狙撃、そしてステイシーへの違和感はMAX

ムカイカゼワルドを倒し、バラシタラをも追い詰めるものの、たったの一撃で、あっさり逆転されてしまう介人たち。その様子を見て、「さすが軍隊長」とバラシタラを称賛するステイシーに、今度はハッキリと違和感を覚える介人。

バラシタラを称賛するステイシーザー
画像引用元:機界戦隊ゼンカイジャー

その後に続く巨大ロボット戦では、向かい風どころか、頭頂部の風見鶏を回すことで自由に風向きを操ることができるダイムカイカゼワルドに苦戦するゼンカイジャー。ゼンカイオーへの合体さえ強風に阻まれたが、ゾックスが、風のない宇宙空間から、ゴルゴ13ばりの超長距離狙撃でダイムカイカゼワルドを仕留めてくれた。

宇宙からダイムカイカゼワルドを狙撃するツーカイオー
画像引用元:機界戦隊ゼンカイジャー

そしてラストでは、僕が君たちの味方だとわかってくれたかい? と問いかけるステイシーに、「お前は俺が知ってるステイシーじゃない」と、自分が感じる違和感を率直に告げる介人。あの刺々しさこそがステイシーの魅力。牙のないステイシーは、ただのイケメンだ。あ、それでもいいのか。羨ましい。

ジュランたちも「ぶっちゃけ何者だ?」などと口々に問い詰めるが、「トジテンドを消そうと思っていることは本当さ」と、ステイシーは涼しい顔のまま立ち去ってしまう。

その別れ際、ゾックスに「次に会う時は手土産でも持ってこよう」と呟いたステイシー。

ゾックスに囁きかけるステイシー
画像引用元:機界戦隊ゼンカイジャー

次回はいよいよ、ゾックスの目的であるSDトピアの力が登場するようだ。カッタナーとリッキーは本当の姿を取り戻せるのか? そうしたら、色々と出番も見せ場もなくなりそうだが、最終回まで残り1ヶ月あまりとなった『ゼンカイジャー』を、最後までキッチリ見届けていきたい。

雷堂

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

特撮ヒーローのレビュー(仮面ライダーシリーズとスーパー戦隊シリーズは旧作から最新版まで。ウルトラシリーズは昭和がメイン)を中心に、ゲームに書籍にチョコボールなど、大好きなものに囲まれた秘密基地のようなブログです。インスタでは、特撮ヒーローのイラストも描いているので、よかったら覗いてみてください。イチオシのライダーは『W』。マスク割れアイコンが目印。僕と握手!

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