大玉チョコボールの新味「クラフト珈琲風」。
クラフトコーヒーとは「手作り感のある丁寧に作られたコーヒー」といった意味らしい。
イメージ的にはぼんやりしているが、サントリーの「クラフトボス」を思い出す。それまでBOSSといえば缶コーヒーの代名詞的な感じで、香りとか苦味に重きが置かれていて、「缶コーヒーでもここまでできる」といったことに挑戦してきた商品だったが、このクラフトボスは、ペットボトルでの販売で、味わいはちょっと薄く、その分ガブガブ飲めるといった商品。私はあまり好みではなかったのだが、2017年に発売されて1年間で1500万ケースも売り上げたという大ヒット商品だ。
そこと繋がるとすれば、スッキリとした味わいのコーヒー味ということなのかもしれないが、チョコなら私の好みにも合いそうだ。そして何より「クラフト」という言葉に、なんだか手間暇かけた感があって「美味しそう」なイメージを受けてしまうし、興味も湧く。言葉の響きというのは重要だと再認識する。
パッケージ
なぜ、こうもコーヒーカラーのパッケージというのは目を惹くのだろう。
昔ながらの色合い、そしてコーヒー豆を散りばめたパッケージデザインと、特段新しいことは何もないのに、つい目が向いてしまう。昔から数々の商品が同様の戦略を取っていたことから来る「刷り込み」の結果なのだろうか。
個人的にコーヒー味が好きだということはあるが、それにしても王道の良いデザインだと思う。
中身
開封してみると、甘い香りがふわっと香る。ミルクコーヒーっぽい優しい色合いのチョコボールである。
大玉だけあって、かなり食べ応えもありそうだ。
実食
中身は、香ばしピーナッツを包んだクリスプ層を、クラフト珈琲風チョコレートでコーティングした3層構造。これは同じ大玉チョコボールの「ピーナッツ味」と同じつくりで、外側のチョコレートの風味だけの違いのようだ。
味わいとしては、他社製品の「コーヒービート(明治)」というコーヒー風味のマーブルチョコみたいなやつに似ていて、もう少しコクがある。甘いけれど甘すぎない絶妙な美味しさ。
チョコボールならではのクリスプの食感も良くて、サクサク食べれてしまう。
チョコの甘さがあるので、コーヒーというよりはコーヒー牛乳のような感じがするが、私のようなコーヒー風味好きには刺さるし、チョコボールの中では上位に入る美味しさだと思う。
購入するには
私はコンビニで購入したが、スーパーなどでもよく見かける。
しかし、森永製菓のサイトからは既に商品ページが消されているため、現在は出荷していない可能性もある。
なので、ご興味のある方は、店頭で見かけたら迷わず購入した方が良いと思う。コーヒー風味のお菓子が好きならマジでオススメ。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。