2022年5月17日発売「あたりつき小枝<金のきなこ味>」(森永製菓)
森永製菓のチョコボール生誕55周年というアニバーサリーイヤーに登場した、特別なコラボ商品。
それが「あたりつき小枝<金のきなこ味>」だ。
「あたりつき」というのは読んで字の如くだろうが、「金のきなこ」とはなんぞや? と調べてみると、みたけ食品工業株式会社の製品に「金のきな粉」というものがあった。
厳選した北海道産大豆を丁寧に焙煎し、「特別粉砕法」で仕上げた微粉タイプの新しいきな粉です。粒子が細かいためダマになりにくく、混ぜやすく溶けやすい。驚きのなめらかさをご堪能ください。
引用元:食の3重丸HP
「混ぜやすく溶けやすい」という特性は、チョコに混ぜ込む「小枝」のような商品との相性は抜群だろう。
味覚で他の一般的なきな粉との違いがわかるかは微妙だが、舌触りくらいなら私でもわかるかもしれない。
というわけで、実際に購入して食べてみた感想をレビューする。最後までおつきあいいただければ幸いだ。
黄金色に輝くパッケージ
見目麗しい黄金色のパッケージが、コンビニの店頭で目立つ目立つ。
価格はおよそ200円(購入する店舗などによって異なる場合もあると思われます)。「小枝」としては間違いなくお高い。
金色の王様然としたキョロちゃんが描かれている。
赤く塗られた足跡もかわいらしい。
パッケージ裏面には、先述した「金のきなこ」に関する記述があるが、これを読んでも何のことだかさっぱりだ。
とりあえず「美味しいから食べてみて!」ということなのだろう。
金のきなこのお味は?
さて、それでは開封してみよう。
おなじみとなった小分け型となった小枝。1パックに4本。それが11パック入っている。
ご覧の通り、小枝は小枝だ。小腹を満たすには4本ではとても足りない(超個人的意見です)。
いつもの小枝と明らかに違うのは、その色合い。
(金の)きなこが練り込まれているため、薄いクリーム色である。
食べてみると、確かにきなこっぽい味わいはある。
以前、チョコボールに使われた「きなこ入りチョコレート」より格段に滑らかであることは、口に放り込んだ途端にわかる。
ただし、これについては演出という意味合いもあるのかもしれないので、単純にどちらが美味しいと言えるものではない。
「きなこ玉」は、その粉っぽい食感によって、いかにも和菓子という雰囲気を醸し出していた。
それに比べると、小枝はずっと洋菓子っぽくなった。
そういった意味では、きなこという和風素材を用いていながらも、きちんと小枝である。
小枝が食べたいという人たちの期待は裏切ることがない。
この差の原因が、きなこだったとしたなら、今回の金のきなこの使用は間違いなく当たりである。
味わいとしては、きなこの優しい甘さが際立っており、後味もしつこくなくて好印象。
小枝の特徴でもある、ポリポリとした食感も良い。
だが、「さすが、金のきなこを使っているな」といったことはわからなかったし、個人的に「小枝」はいつものスタンダードなものの方が好み。これは純粋に、きなこよりもチョコが好きだから、というだけだ。これはこれで普通に美味しい。
価格は普通ではないけれど、期間限定の特別な商品に対するプレミアと割り切れれば試す価値はある。
まさかの当たり
で、順序が逆になったけれど、まさかの当たりである。
いや、こんなにカンタンに当たりが出ていいのか? と思ってしまうのは、キョロちゃんが金色だからだろう。
キョロちゃんといえば、チョコボールのマスコットキャラクター。そして、チョコボールといえば、金と銀のエンゼル。金のエンゼルも銀のエンゼルも当てたことがあるけれど、個人的な統計(銀のエンゼル14枚、金のエンゼル1枚)によれば、25個に1枚程度の確率で現れる銀のエンゼルに対し、金のエンゼルは、およそ300個でようやく1枚出たことになる。
以前、『月曜から夜ふかし』で、金のエンゼルが出るまで開封し続ける、という企画があり、その時は915個開封してようやく出たというのだから、その3分の1以下で出会えた私は相当な幸運の持ち主と言って良いのではなかろうか。
というのは余談だが、とにかく金のエンゼルがいかにスペシャルな存在であるかを知る者には、今回の金のキョロちゃんは、金というだけでスペシャルだというバイアスがかかっているはずだ。
ただし、チョコボールと違うのは、これが当たったからと言って、「おもちゃの缶詰」はもらえない。
その代わりに用意されているものがあるらしいので、指示に従い、二次元コードを読み込んでみる。すると・・・
これは・・・全員当たりのやつじゃね? というくらい、スペシャル感はなし。
ただ、もしそうだったとしても、そこは上手に騙されて、「やった!当たった!ラッキー!」と喜んでみた方が幸福度は間違いなく上がる気がする。
期間限定商品なので、気になる方は今すぐチェック!
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。
\ 僕と握手! /