2021年11月、森永チョコボールに新商品が登場。その名も「惑星っぽいチョコボール」。なんじゃいこりゃあ?? というネーミング。いつもは「◯◯味」という表現で、その味わいを全面に押し出していたのに、今回はなんだかフワッとした感じです。正直、これだけ見ても、どんな味なのかちっともわからない。
そこでいつもどおり、実際に買って、食べた感想をレビューします。今回はそれに加えて、学研とのコラボについても触れてみたいと思います。
パッケージ
ピーナッツ、いちご、キャラメルと並ぶレギュラーサイズのパッケージに、宇宙のイラストが描かれています。
地球をバックに宇宙飛行士の格好をしているキョロちゃん。くちばし部分だけガラス(?)を継ぎ足しているのが妙にリアル。影の付け方など、いつもより立体的に描かれているように思います。
この地球の向こう側から太陽が姿を現したら、『機動戦士ガンダム』のオープニングだな、などと思っていましたが、地球の上には赤い星が描かれています。これが太陽か? と思えば、赤く輝いてはいるものの、燃えているようには見えません。
パッケージ左上の森永ロゴ下に「火星風クエッ!」と書かれていることから、どうやら火星のようです。人間の姿をしたゴキブ◯がいませんように・・・。
ネーミングの「惑星っぽい」というのは、味ではなく、見た目が惑星っぽいということのよう。しかし、「火星っぽい」ではなく、「惑星っぽい」というネーミングにして、その上で「火星風」というからには、今後、他の惑星も登場するのでしょうか?
見た目はイマイチ、しかし美味しい
パッケージ側面に記された断面はこんな感じ。
ココアビスケットをミルク風味チョコでコーティング。要するにミルクココアの味わいに、ビスケットのサクサク感が加わった食感ということでしょう。想像するのが容易い。こんなの美味しいに決まってるじゃあないか。
森永ミルクココアが嫌いな人なんているのだろうか? 大人になって、お酒の味を覚えてからは飲むことがなくなったという人もいるんだろうけれど、子供の頃、寒い冬の日に淹れてもらう温かいミルクココアはご馳走だったはず。
湯気の立つマグカップからふわりと香る甘い香りだけで、ホッとした気持ちになれました。個人的にはココアの表面に張ったあの湯葉みたいな膜も好きでした。あの膜が張る現象に「ラムスデン現象」なんて名前がついていることを知ったのは随分と後のこと。しかし、あの膜はココアの膜だから美味しい記憶として残っているのであって、ラムスデン現象なんて名前で括られたら美味しそうでもなんでもない。冷徹な化学の教科書を読んでいるよう。
前置きが長くなったので、そろそろ開封します。
開封口は、チョコボールではお馴染みの「クチバシ」がついています。残念ながら、今回は見当たりませんでしたが、金銀エンゼルが隠れている場所ですね。
開けてみると、肌色の球体にオレンジ色の粒々模様。
色は違いますが、なんだかウズラの卵みたい。火星風・・・なのかな? そばかすみたいにも見える。どちらにせよ、見た目には、あまり美味しそうには見えません。
かじってみると、これは想像どおりでした。
中のビスケットの食感が良く、味はミルクココアのそれ。かじった断面が結構歪んでいるのは、この日は天気が良く、車内にしばらく置いておいたところ、チョコが溶けて柔らかくなってしまったためです。本来は、もっとチョコボールらしい歯応えが楽しめるものと思います。
甘すぎず、食感も良いので手が止まりません。とにかく美味しい。
ただし、先述したとおり、見た目はイマイチです。個人差はあるかもしれませんが。
学研とのコラボ
学研とコラボしているのもこの商品のポイントです。
パッケージ側面にはこのように楽しみ方が書かれています。AR(Augmented Reality=拡張現実)を使ったものなので、iPhoneをお使いの場合、iOS11以降にアップグレードしていないと使えません。
まずはApp storeなどでスマホに無料アプリ「ARAPPLI」をダウンロード。
アプリを起動し、カメラで商品の読み取りをします。
読み取りが完了すると、カメラの中に星が現れます。下の画像は「チョコボール・キャラメル味」を読み込んだ時のもの。月と宇宙空間が現れます。
ここではPCのキーボードをバックに写真撮影しましたが、当然、この月と共に記念写真を撮ることも可能です。
ちなみに、これは2022年2月28日まで、チョコボール各種(レギュラーサイズのみ)と、おっとっと各種を対象とした期間限定キャンペーンとして特設サイトが設けられています。
チョコボールは宇宙、おっとっとは恐竜をテーマにしたARが用意されている模様。
特設サイトでは、「恐竜や宇宙にワープしよう!スタンプラリー」と称して、対象商品全てをスキャンすると、「星に名前がつけられる!?」という、なんだか思わずワクワクしてしまうイベントとなっているようです。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。
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