森永製菓のチョコボールといえば、もっともスタンダードな「ピーナッツ味」を思い浮かべる人がほとんどでしょう。
チョコに包まれたピーナッツのカリッとした食感がたまらない。既に誕生から50年以上も経っているロングセラー商品。
チョコの取り出し口(通称:くちばし)に時々プリントされているエンゼルマークを集めることで(銀なら5枚、金なら1枚)、「おもちゃの缶詰」というプレゼントがもらえるという仕掛けも子ども心を掴んで離さない理由のひとつでしょう。
日本お菓子界のレジェンド・オブ・レジェンドと言っても過言ではない存在のはず。
そんなチョコボールに、こんな商品があるのをご存知でしょうか?
その名も「あんこ玉」。
まさかの”和風”チョコボールです。
パッケージ
パッケージからして通常のチョコボールとは一線を画します。
そもそも、見慣れた箱ではなく、パウチ型パッケージ。お馴染みのエンゼルマークも存在しません。
「チョコボール」の上にそっと添えられた”和な”という枕詞が、ぱっと見、ただの紋様にも見えて奥ゆかしい。
風呂敷包みの画像がいかにも和風。さらにキョロちゃんも和装です。
”手軽につまめる和菓子風”という一文がありますが、実際はどうなのでしょう?
本当にこれがチョコボール??
パッケージの横にある切り口から、スルッと開けてみます。
ほんのり甘い香りがします。これは確かに”あんこ”。
先述したとおり、パウチ型パッケージのため、袋はジップロックのように、食べたい時に食べたいだけ食べて、保管もできる仕様となっています。
見た目は粉菓子っぽく、これを見てチョコボールのシリーズだと即答できる人は少ないはず。
気になる味はどうでしょう?
パッケージに「ほろっと。」という一言がありますが、まさにその言葉どおり。
口の中でほろほろとほどける感じがします。
やはり食感は粉菓子に近い。
ちなみに私は本格的な粉菓子は苦手ですが、このあんこ玉は平気でした。
これがチョコボールかと言われれば、疑問は残りますが、まんま和菓子というわけでもありません。
味も確かに”あんこ”ですが、より具体的には、「あずきバー」という昔からあるアイスにそっくり。
おそらく冷やしても美味しいと思います。
一瞬、溶かしてお汁粉みたいにしてもイケるかな? とも思いましたが、それには味が薄すぎるような気もします。
これについては、機会があれば試してみたいところですね。
購入するには
私が本商品を購入したのは2021年1月のこと。
コンビニで、同じ和菓子風として販売されていた「きなこ玉」と同時に購入しました。
当初は期間限定商品かな? と思っていたのですが、2021年6月にもコンビニで見かけたので、調べてみると数量限定で再発売されていました。
しかも新パッケージ。ファミリーマートで173円(税込)。
再販売ということは、それなりに人気があったことの証と言えるでしょう。
とはいえ”数量限定”。いつなくなるかわからないので、ご興味のある方は、見かけたら早めにゲットしてください。
子ども向けというイメージが強いチョコボールですが、これはむしろ甘いもの好きな大人にこそオススメです。
甘さもかなり優しめなので、おじいちゃんやおばあちゃんへのちょっとした手土産にも良いかも?
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。