初登場!ストロングタイプ|『ウルトラマンデッカー』第3話感想

雷堂

2022年7月23日放送『ウルトラマンデッカー』第3話「出動!GUTS-SELECT」(監督:武居正能 脚本:根元歳三)

12名の訓練生の中から、見事にGUTS-SELECT隊員に選ばれたアスミカナタ、キリノイチカ、リュウモンソウマの3人だったが、入隊早々、戦闘機・GUTSファルコンのパイロットを巡る過酷な訓練がまた始まる。

それには、GUTSホークを操るHANE2(エイチ・エー・エヌ・イー・ツー)との連携が重要なのだが、A.Iとの意思疎通に悩むカナタたち。

そんな中、怪獣が現れる。GUTS-SELECTとしての初出動を描く第3話をレビュー。ネタバレはあるけれど、視聴前の方の楽しみを奪わない程度にとどめているつもりだし、視聴後の方は、これを読んだらもう一度見返したくなるはず。最後までおつきあいいただければ幸いだ。

目次

キャスト

ここでは第3話のキャストをご紹介する。

本作初登場でウィキペディアに記載のある方についてはリンクを貼っておくので、他の参加作品なども是非チェックしていただきたい。

なお、以下で使用している画像は全て『ウルトラマンデッカー』より引用している。

アスミカナタ

アスミカナタ

松本大輝

キリノイチカ

キリノイチカ

村山優香

リュウモンソウマ

リュウモンソウマ

大地伸永

カイザキサワ

カイザキサワ

宮澤佐江

アサカゲユウイチロウ

アサカゲユウイチロウ

小柳 友

ムラホシタイジ

ムラホシタイジ

黄川田雅哉

HANE2

HANE2の声

土田 大

ウルトラマンデッカー:岩田栄慶

ゴモラ:新井宏幸

デスドラゴ:梶川賢司

GUTSファルコンの操縦者を巡って

戦闘機・GUTSファルコンのパイロットの座をかけて、カナタ、イチカ、ソウマの3人がバーチャル空間での訓練に挑む。重要なポイントは、GUTSホークを操るA.I・HANE2との連携だ。

前回登場した怪獣デスドラゴを相手にするシミュレーションは、なかなかにリアルで、2機の戦闘機で1体の標的に立ち向かう場合に、前衛機の位置取りによっては後続機の視界を邪魔することがあるとか、前衛機は常に後続機の射線を意識しないと被弾してしまうとか、その逆に後続機は常に前衛機の次の動きを予測して攻撃しなければならないといったことが、台詞ではなく映像で語られる。

優秀な戦闘機があるのなら、専用パイロットを決めるよりも全員が乗りこなせた方が、より多様な状況に対応できる気はするのだが、3人で切磋琢磨しながらの訓練は続く。

前回、みごとにGUTS-SELECT入りを果たすことができたから満足したのか、それ以前の行軍訓練での諍いが良かった(「雨降って地固まる」というヤツ)のかは不明だが、ギスギスしていたカナタとソウマの関係性は改善されたように見受けられる。まだソウマには堅苦しさも残っているが、それでも3人で、ああだこうだと議論を交わす様子は、青春ドラマっぽい。

A.IであるHANE2とどうやって意思疎通をするか? ということに悩むカナタたちは、訓練の場以外で雑談を交わすなどして、お互いの理解を深めようとするが、やはり相手はA.Iである。人間のようにはいかない。

誰一人、満足な結果が得られない中で、地中から新たな怪獣が現れる。

古代怪獣とスフィアが融合

ゴモラである。

『ウルトラマン』で初登場した怪獣だが、それ以降のウルトラシリーズでもおなじみとなった人気怪獣である。円谷プロの関連作品まで含めれば、これまでに20作以上もの作品に登場している。

だから、古くからのウルトラシリーズファンには「またか」といった感想を持つ方も多いと思うが、誕生から50年以上を経てもなお、色褪せない造形だということの証明でもあるだろう。デザインした成田亨さんの偉大さを改めて思い知らされる。

画像引用元:ウルトラマンデッカー

古代怪獣ゴモラ

身長:40m

体重:20,000t

必殺技:頭部から発する超振動波

「強力だが凶暴ではない」とされるゴモラが暴れ出した理由は、どうやら地球を覆うスフィア(5体のキングスフィアと、小型のスフィアソルジャーが粒子状になったもの)に対する警戒心のようだ。動物の本能というやつだろうか?

訓練も途中だが、急遽出撃を余儀なくされるGUTS-SELECTは、これまでのシミュレーション結果から、GUTSファルコンのパイロットには、まさかのカナタを据え、イチカとソウマは地上からバックアップを行うこととなる・・・って、え? 地上部隊が新人2人?? そして、訓練生時代にはトップの成績を残していたソウマがまさかのパイロット脱落? など、疑問だらけの展開。

GUTS-SELECTの母艦となるナースデッセイ号と、HANE2が操るGUTSホークも戦列に加わるとはいえ、行きすぎた少数精鋭部隊(ドラマに登場しない裏方は除き、今回新たに登場したアサカゲ ユウイチロウを含めても、たった6人+1体のA.I。しかも新人が3人)には不安しかない。

ところが、訓練の成果が出たのか、奇跡が起こったか、ゴモラの強力な尻尾を分断することに成功。隊員たちの顔に笑顔が浮かぶ。

と、その時、無数のスフィアソルジャーが降下してきて、ゴモラと融合。尻尾も再生し、さらに強力な「古代合成獣スフィアゴモラ」となって暴れ始める。

画像引用元:ウルトラマンデッカー

なんとなく『モンスターハンター』にでも登場しそうな雰囲気。そして超振動波までもめちゃくちゃ強化されているため、一気に形成逆転。ピンチに陥るGUTS-SELECT。

弾けろ!ストロング!

GUTSファルコンのコントロールをHANE2に委ね、「これから起こることは絶対ナイショにしてくれよな!」と叫びながら、デッカーへと変身するカナタ。

ホークとファルコンの2機を同時にコントロールできるHANE2がいて、優秀なはずのソウマを差し置いてカナタがパイロットに選ばれた理由がここでわかる。“ご都合展開”だ(悪い意味ではない)。

ウルトラシリーズでは昔からそうだが、地上戦の最中、主人公が急にどこかへ走り去った直後にウルトラマンが登場するのはお約束だが、めちゃくちゃ不自然である。それよりは、主人公が乗った戦闘機が怪獣にやられたかと思った瞬間、ウルトラマンが登場した方がまだ不自然感は少ない。とは言え、少ないだけであって、不自然なことに変わりはない。戦闘機が爆発したと思ったら、ウルトラマンが現れて、当の本人は戦闘終了後にのほほんと帰ってくるのだから。

それを考えると、今回の展開は上手い。コクピットが司令室側からモニターされていたらアウトだが、音声だけなら、カナタがデッカーに変身して不在にしていてもわからないだろう。もちろん普通に考えれば、コクピットで「輝け!」とか叫んでいたら丸聞こえだろうが。

話を戻そう。

スフィアゴモラを止めようと戦うデッカーだったが、完全にパワー負けしてしまう。

画像引用元:ウルトラマンデッカー

さて、ここでもう一つの“ご都合展開”が巻き起こる。カナタの目の前に赤いカードが煌めく。「弾けろ!ストロング!」というかけ声と共に変身するカナタ。

画像引用元:ウルトラマンデッカー

燃えるような赤い姿をしたウルトラマンデッカー・ストロングタイプへと姿を変える。ステータスのほとんどをパワーに振った特化型で、接近戦はもちろん、水中戦もこなすらしい。左腕にゴツゴツしたアーマーが追加されているが、カラーリングだけでいえば、通常のフラッシュタイプよりもウルトラマンらしくて好みだ。

画像引用元:ウルトラマンデッカー

これによって、スフィアゴモラを上回るほどのパワーを発揮。尻尾をつかんで振り回し、右拳にエネルギーを一点集中させて放つ、必殺のトルネイドブレイカーでトドメ。

HANE2との関係

GUTS-SELECTとしての初陣を飾ったカナタたち。

画像引用元:ウルトラマンデッカー

カナタは自分がウルトラマンデッカーの変身者であることをHANE2に固く口止め。さらに、HANE2に「ハネジロー」という愛称をつける。

かわいらしい外見と、常に敬語というギャップ。さらに、かわいらしい名前までもらって、マスコット的なポジションで活躍することになったハネジロー。

カナタの発した「これからは敬語禁止」という一言で、まるで男子高校生みたいな喋り方になってしまうのはお約束だが、今後の展開において重要な役割を担うのだろう。こういうキャラだからできる展開というのは、いくつもある。

先述したように、GUTS-SELECTが少数精鋭すぎることに違和感はあるけれど、今後の展開を素直に楽しみたい。

『ウルトラマンデッカー』の見逃し配信は「TSUBURAYA IMAGINATION」で。ただし、有料コンテンツとなるため、加入について不安があるなら、1年ほど実際に加入してみての感想をまとめたこちらの記事をご覧いただきたい。

雷堂

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

特撮ヒーローのレビュー(仮面ライダーシリーズとスーパー戦隊シリーズは旧作から最新版まで。ウルトラシリーズは昭和がメイン)を中心に、ゲームに書籍にチョコボールなど、大好きなものに囲まれた秘密基地のようなブログです。インスタでは、特撮ヒーローのイラストも描いているので、よかったら覗いてみてください。イチオシのライダーは『W』。マスク割れアイコンが目印。僕と握手!

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