1967年に誕生して以来、弛まぬ進化を続けてきた森永製菓の超ロングセラー商品チョコボールシリーズに、未だかつてない新商品が登場しました。その名も「ひやひやチョコボール」。
「クリームソーダ味」という設定自体は、それほど珍しいものではありませんが、パッケージを一新し、この商品専用の特設サイトまで用意するというこだわりようです。
実食した感想だけでなく、そういった新要素も詳細にレビューしていきます。どうぞ最後までお付き合いください。
パッケージ
この商品最大の見どころは、チョコボールシリーズとしては、やまだかつて見たことがない全く新しいパッケージ。
パッケージサイズは変わらないものの、前面中央部分に2つの”あけくち”が新設されています。
記載されたクイズの答えが右か左かを選択し、オープンします。正解すると、チョコボールの取り出し口が現れます。
不正解だと取り出し口が出てきません。
あれ? では、いつもの”くちばし”は? と、見てみると・・・
いつもどおりの”くちばし”もキチンとあります。ただし、開けても「クイズに答えてクエッ!」とカバーされていて、ここからは取り出せないようになっています(このカバーを外すことは可能です)。
パッケージのクイズは全4種類(私が購入したのは「クイズ③」)あります。つい、他のクイズも集めてみたくなるという、収集癖までくすぐられるという、とにかく遊び心満載の新商品です。
かつてないほど目つきの悪いキョロちゃんも印象的です。一応”魔術師”という設定らしいのですが、大人気ゲーム『ペルソナ5』に登場した怪盗団の一員でもおかしくない雰囲気です。今さらですけれど、コラボを是非ともお願いしてみたいものです。
おいしい? まずい?
とはいえ、肝心なのは中身です。パッケージがいかに凝っていようが、新味だろうが、美味しくなければ意味がありません。
実際、この「クリームソーダ」味には、ネット上で「まずい」という評判もチラホラ見られます。
見た目としては、典型的なクリームソーダカラーです。誰もがクリームソーダと聞いて想像するあの色をしっかり再現しています。
この色を見ただけで涼しげな雰囲気が伝わってくるのは何故でしょう?
断面を見てみると、ラムネをクリームソーダ味のチョコでコーティングしています。商品の特徴でもあるヒヤヒヤ感を、ラムネで表現しているのですね。
色はもちろん、爽やかな甘みが口に広がります。謳い文句どおり、ヒヤヒヤ感が確かにあって、夏にはいいかも。
個人的には、同じチョコボールの「ラムネ」味よりもこちらの方がずっと好みです。というか、チョコボールらしさが残っているのは間違いなくこちら。「ラムネ」味は本当にただのラムネでしかありません。
「まずい」という評判も聞いていたので、こうして実際に食べてみるまでは一抹の不安もありましたが、私は結構好きな味です。
購入するには
スーパーやコンビニで購入できますが、期間限定商品となっているため、在庫がなくなったらそれでおしまいです。
WEB上では、この商品と連動した新たなサイトが開設されているので、こちらも併せてお楽しみください。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。