【検証】10枚獲得してわかった「銀のエンゼル」が当たる確率とは?

雷堂

「エンゼルマーク」を見たことはありますか?

2020年12月、おもちゃの缶詰「走る!キョロちゃん缶」が我が家に届きました。これが生まれて初めて手にした「おもちゃの缶詰」でした。

子供時代から、森永チョコボールを購入することはもちろんありましたが、金のエンゼルどころか銀のエンゼルにも出くわしたことはありませんでした。周りから、エンゼルマークがついていた、なんて話を聞いたこともなかったため、そもそもエンゼルマークなんて本当についているのか? と疑ってさえいました。私にとっては、もはや都市伝説に等しい存在。

そんな私が、銀のエンゼルを5枚集め、おもちゃの缶詰をゲットできたという事実。しかも、8ヶ月のうちに2回も!

本記事では、私が10枚の銀のエンゼルを手に入れるために購入したチョコボールの総数と、エンゼルに巡り会えた確率を明らかにします。どうぞ最後までお付き合いください。

なお、そんなことよりもおもちゃの缶詰の中身が気になるという方は、以下の記事をお読みください。

目次

購入した数は?

私が「銀のエンゼル」5枚をゲットするまでに購入した森永チョコボールの総数は110個でした。これは、22箱に1枚の割合(約4.5%)だったことになります。

この数字が他と比べてどうなのかはわかりませんし、「運」の要素も大きいと思うので、「こういう人もいた」という程度に捉えてください。

ちなみに私の購入方法は、1日1箱。

箱買いなどすれば、当然確率は上がるのでしょうが、それでは面白くないので、ゲーム感覚で毎日1箱ずつ購入し続けたのです。1ヶ月毎日購入し続ければ、1枚くらいは銀のエンゼルに出会うことができそうだ、という数字ですね。

しかしそれよりも特筆すべきは、110箱購入しても「金のエンゼル」には出会えなかったという事実! 人気TV番組『月曜から夜ふかし』でもエンゼルが出る確率を求めたことがあったようですが、その時は900箱以上開けてようやく金のエンゼルに出会えたようです。

私のペースでは、3年近くかかる計算。レアキャラすぎて震えます。

銀のエンゼル5枚獲得までの道のり

これが生まれて初めて銀のエンゼルをゲットしたときのツイート。冷静を装っていますが、内心バクバクです。

2020年8月4日。この日はサラダ記念日ならぬ、銀のエンゼル記念日となりました。

そもそもチョコボールを買い始めたのは、息子がきっかけでした。よく一緒にコンビニに行くのですが、ある時、息子が「走る!キョロちゃん缶」欲しさにチョコボールを買ったのです。

エンゼルは出ませんでしたが、ふと私の中で「本当にエンゼルって出るのかな?」という疑問が湧きました。先述したとおり、金と銀のエンゼルは、私が子供の頃からありましたが、目にしたことが無いどころか、周りで当たったという人さえ、今まで一人も見たことがなかったからです。

とにかく半信半疑でしたから、ガバッと箱買いするほどの気概もなく、とりあえず毎日1箱のチョコボールを買ってみることにしました。それが2020年7月28日(火)のこと。何故そんな日付を覚えているかというと、息子と一緒にコンビニに行くのは、仕事の定休日である火曜日と決まっていたからです。

すると、ちょうど1週間で1枚目の「銀のエンゼル」をゲット! それが先ほどのツイートです。

「本当にあったんだ・・・!」と大興奮。ふと、福山雅治さんの名曲「東京にもあったんだ」が脳内に流れますが、「あったんだ」という部分が共通していただけで、それ以上の意味はありませんし、どちらかと言えばバラードよりもテンションMAXなEDMでも聴きたい気分でした。

こうなると、もう止まりません。キョロちゃん缶を手に入れるまで、チョコボールを毎日1箱食べ続けようと決めました。

そうして110日目。

ついに「銀のエンゼル」が5枚揃いました!

長い長い戦いでした。※ツイートには6ヶ月と書いていますが間違い。正しくは約4ヶ月(7/28〜11/14)です。なぜ、こんな勘違いをしたのかは未だ不明。

そして再び・・・

ここまでが2020年末のこと。これで私のエンゼル探しの旅は終わった・・・かに見えましたが、2021年1月、森永製菓が、とある発表をします。それは、キョロちゃんのモデルチェンジ。しかも、「2021年3月予定」となっています。

走る!キョロちゃん缶モデルチェンジ間近

これをきっかけに、再び私のエンゼル探しが始まりました。

方法は以前と変わりなし。毎日1箱購入。2箱で割引、といったキャンペーンには乗っかっても良いが、翌日は購入しない。といったもの。

2021年1月21日に開始したこの新たなる旅は、2021年5月10日に終焉を迎えます。

ここまで110日。

なんと、前回と全く同じ日数で5枚の銀のエンゼルが揃いました!

つまり、22箱に1枚の割合(約4.5%)。偶然とはいえ、2回も重なると、とりあえずひとつの目安にはなりそうな確率です。

1コイン(100円)で手に入るエンタメ

今やキョロちゃん缶はもちろん、金と銀のエンゼルまでもがメルカリで売られている時代ですが、まずはエンゼルを集めるところからがエンタメだと思うのです。子供と毎回ドキドキしながらくちばしを開ける瞬間の楽しさは、お金では得られないもの。カブトムシを購入するのは邪道か否か、といった話に似ています。私は断然、捕まえに行きたい派です。

沢山のガッカリと、滅多に出ないエンゼルに出逢えた瞬間の喜びを噛み締めながら、「キョロちゃん缶」を追い求める過程は一大イベント。

なかなか辿りつかないイライラも子供と一緒に楽しんで、いつの日か、「そういえば昔、キョロちゃん缶が当たったことがあったね」「中身のおもちゃは意外とショボかったよね」なんて思い出話に花を咲かせることもあるかもしれません。メルカリで購入したのでは、きっとこんな思い出話はできないでしょう。

ちなみに、少しだけ効率的にエンゼルを出せる・・・かもしれない裏技(?)をひとつ。

1日1個のチョコボールを購入するよりも、「箱買い」したほうがエンゼルと出逢える確率が高そうな気がしますよね。私もそう考えましたが、「1日1個」の縛りを設けてやっていたので、流石に箱買いはしませんでした。

そこで編み出した裏技(?)が、「2日分まとめ買い」でした。

ちょうどチョコボールを買い始めた夏、ファミマで限定販売していた「果汁2倍のグレープフルーツ炭酸水」にハマり、ファミマばかり行っていた私なのですが、ファミマでは時々、「チョコボール2個まとめ買いで割引」というキャンペーンを開催していました。

そこで、「箱買い」はしないと決めていた私は、このキャンペーンに出会った時にだけ、2日分まとめ買い(この裏技を使った翌日は購入しないという縛りも設けていました)をしていました。

大したことのないように見えて、実はこの2個まとめ買いで、銀のエンゼル3枚をゲットしました。

そう考えると、大量に「箱買い」してしまえば、すぐに5枚くらい集まるような気はしますが、それではあまりにも作業的に過ぎます。せっかくなら、こんな些細なことさえもエンタメとして毎日を楽しみたい。チョコボールは1コイン(100円)で買えるお菓子ですから、この程度の出費で、これだけ楽しめるなら、ニトリではありませんが、「お、ねだん以上。」の価値があります。

ちなみにこうしてチョコボールと毎日向き合ってみると、今はチョコボールにも様々な種類があることに驚かされました。

最初はキョロちゃん目当てで買いはじめたチョコボールですが、いつの間にか、その深淵なる沼に一歩足を踏み込んでしまったようです。

雷堂

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

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